10月10日(土)開催の第5回高専ハカセ塾八代キャンパス会場では、「液状化の実験」を実施しました。
講義及び実験の指導は、生産システム工学系ACグループの脇中先生と研究室のメンバーが担当しました。自己紹介を使ったゲームによるアイスブレーキングの後に、まずは、地震のメカニズムについて学習し、2種類の土を利用した断層模型の実験を行いました。次に、震度とマグニチュードについて学習した後、竹ひごと消しゴムを使った一軒家と高層マンションの揺れを比較する建物の揺れ実験を行いました。最後に、地震による液状化現象のメカニズムを学習し、水槽による液状化の実験やペットボトルを利用した液状化の教材を作りました。
実験講座後には、3名の社会人メンターの指導の下、各自の自由研究について個別に話しながら、今後の研究に進め方について確認しました。
カテゴリー: 熊本高専八代キャンパス
第4回熊本高専八代キャンパス会場(R2)
9月19日(土)開催の第4回高専ハカセ塾八代キャンパス会場では、コロナ禍も落ち着き始めたことから今年度初の対面での講座「霧箱による放射線の観察」を実施しました。
講義及び実験の指導は、生産システム工学系APグループの小田先生が担当しました。まずは、簡単に放射線の基礎を学習した後、グループでドライアイスを用いた霧箱による放射線の軌跡の観察を行いました。次に、実験室を移動し、日常にあるいろいろな物から出る放射線を測定しながらさらに放射線について学習し、研究室にある大型の霧箱で放射線の軌跡の観察も行いました。最後に、測定器を持って学内の放射線の測定を行いました。
講座後には、今回が対面での初めての実施でしたので、3名の社会人メンターの指導の下、各自の自由研究について直接対話しながら研究の指針を決めるともに、一部の受講生は予備実験も行いました。
第3回熊本高専八代キャンパス会場(R3)
8月29日(土)開催の第3回高専ハカセ塾八代キャンパス会場では、対面にて「液体窒素の実験」を実施予定でしたが、コロナ禍の状況により対面での実施を見送り内容を変更し、Zoomによるオンラインでの講座「大気圧と真空」を実施しました。
講義及び実験の指導は、拠点化プロジェクト系教育連携コアグループの東田先生が担当しました。受講生には事前に簡易真空実験セットを郵送し、受講生各自で実験も行いながらの講座となりました。まず、空気の重さや圧力を体感する実験を、高専では本格的な真空ポンプで演示実験し、受講生は自宅で簡易真空ポンプを用いて実験し、Zoomのルームを分けた各グループで学生メンターの指導により、実験結果の予想や考察をグループで話し合いながら学習しました。その後、低圧による水の沸騰、マグデブルグの半球、真空での落下の演示実験もクイズを交えながら行いました。最後に、大気による水の柱の演示実験で講座は終わりました。
講座後には、指導担当者ごとにZoomのルームを分けて、各受講生の自由研究の打ち合わせを行いました。
第2回熊本高専八代キャンパス(R2)
8月19日(水)開催の第2回高専ハカセ塾八代キャンパス会場では、前回に引き続き、Zoomによるオンラインで第1段階受講生との自由研究の打ち合わせを行いました。各受講生が実施したい自由研究の内容について、宿題として調べてもらっていましたので、各受講生と話しながら具体的な研究テーマを決定しました。さらに、各受講生を指導する担当スタッフも決定しました。
自由研究のテーマは、「クモの糸の強度について」、「アリはどんな食べ物でも食べるか」、「土の種類による水の吸収力の違い」、「手に付着している菌を調べる簡単チェッカー」等、面白そうな研究テーマが揃いました。今後、受講生は、高専での実験講座の後や自宅で実験を行って、12月の成果発表会で発表します。
第1回熊本高専八代キャンパス開校式・始業式(R2)
八代キャンパス会場では、8月8日(土)に他会場に先駆けて令和2年度高専ハカセ塾の開校式をZoomによるオンラインで実施しました。開校式では、田中禎一副校長による挨拶や受講生代表による挨拶の後に、スタッフの紹介も行いました。開校式後には、第1回としてオリエンテーションを行い、社会人メンターの河﨑功三特命客員教授から「研究課題設定にあたって」というテーマで、大河内康正特命客員教授から「研究の進め方について」というテーマでお話しいただきました。その後、自由研究のテーマについて各受講生と相談しながらおおまかに内容を確認し、次回までにさらに調べてもらうことになりました。
初めての高専ハカセ塾、さらにオンラインの実施ということで、受講生は少し緊張した様子でしたが、接続にも問題なく、一人一人の受講生と話をすることができました。
令和2年度開校式の日程について
「高専ハカセ塾」に多数のお申し込みを頂きまして、誠にありがとうございました。有明高専会場、熊本高専会場では書類による厳正な選考を行い、新規受講生が決定いたしました。久留米高専会場をお申込み頂きました皆様は、8月末までに厳正に審査をさせて頂き、終了次第、郵送で合否の結果をすべての方にお知らせいたします。
新型コロナウイルス感染拡大防止のため、高専ハカセ塾の開校式が延期または開催形式が変更となりました。受講生の皆様には大変ご迷惑をおかけいたしますが、感染拡大防止のためご理解・ご協力をお願いいたします。
【有明高専】8月29日(土)13:30~16:30 会場:有明高専
【熊本高専熊本キャンパス】8月29日(土)13:30~16:30 会場:熊本高専熊本キャンパス
【熊本高専八代キャンパス】8月8日(土)13:30~16:30 会場:オンラインにて開催
【久留米高専】 10月17日(土)13:30~16:30 会場:久留米高専
※コロナウイルス感染拡大の状況により、日程の変更やオンラインでの開催へ変更する可能性があります。ご了承下さい。
「高専ハカセ塾」事前体験説明会およびオンライン説明会について(終了いたしました)
JSTジュニアドクター育成塾「高専ハカセ塾」新規受講生(第3期生)を募集中です。(詳細は別投稿をご覧下さい。)『「高専ハカセ塾」ってどんなことするの?』『申込用紙の書き方がよくわからない』質問や心配がある方は申込前に事前体験説明会に参加してみませんか。
※終了いたしました
高専ハカセ塾の概要説明、講座体験、申込用紙の書き方(一緒に書きましょう)
【会 場】
・オンライン(説明+質疑)7/11(土)10:30~11:00
・有明高専会場(説明+質疑+体験)7/11(土)13:30~15:00 一般教育北棟1F物理実験室
(有明高専会場受講希望者に限らせて頂きます。)
・熊本高専八代キャンパス会場(説明+質疑+体験)7/12(日)13:30~15:00 1F合同講義室
(熊本高専八代キャンパス会場受講希望者に限らせて頂きます。)
【申込方法】
※終了いたしました。
※お申込みをして頂いた方には、随時、お申込み確認メールをお送りしております。お申込み翌日までにお申込み確認メールが来ない場合は、お手数ですがお電話下さい(0944-53-8821)。
【その他】
新型コロナウイルス拡散防止対策のためご不便をおかけしますが、以下の内容をご了承下さい。
ご家族の方の付き添いは1名様のみでお願いいたします。広域の人の移動を避けるため、有明高専会場での体験説明会は有明高専会場受講希望者のみ、熊本高専八代キャンパス会場での体験説明会は熊本高専八代キャンパス会場受講希望者のみに限らせて頂きます。オンライン説明会は受講希望会場を問わずお申込み頂けます。
令和2年度高専ハカセ塾 新規受講生募集のご案内(募集は終了いたしました)
新型コロナウイルス拡散防止対策のため、令和2年度高専ハカセ塾の募集及び開校が遅れまして、ご受講を希望の皆様にはご迷惑をおかけしました。
JSTジュニアドクター育成塾「高専ハカセ塾」新規受講生(第3期生)の募集を開始いたします。
以下のチラシや募集要項をご確認の上、締切厳守でお申込みください。(募集は7月20日をもちまして終了させて頂きました)。
なお、事前体験説明会およびオンライン説明会を実施いたします。どのようなことをするのか知りたい、体験してみたい、申込用紙の書き方が分からない等、受講を考えている方でご都合がつきましたらぜひご参加ください。詳細は別投稿にて掲載いたしております(事前体験説明会は終了いたしました)。
【募集について】
・チラシ(PDF)
・募集要項(PDF)
・申込用紙(PDF)
・申込期間:令和2年6月29日(月)~7月20日(月)17時
※受講を希望する会場へ直接申し込んでください
高専ハカセ塾とは?
有明高専、熊本高専、久留米高専の合同企画。早期技術者育成のエキスパート・高専が、九州中部の小学5年生~中学生3年生を対象に、次世代科学技術を担う傑出人財の発掘・育成プログラムを実施します。国立研究開発法人 科学技術振興機構「ジュニアドクター育成プログラム」の採択事業です。
第2回小・中学生ジュニア学会(R1)
1月25日(土)13:30~16:00、 JSTジュニアドクター育成塾事業「高専ハカセ塾」の合同成果報告会として、また広く地域の科学・技術好きの小・中学生の交流の場として、有明高専・熊本高専・久留米高専主催で久留米シティプラザにおいて実施しました。同会場では、「第25回高専シンポジウム in Kurume」が開催されており、ジュニア学会はシンポジウムの一般公開企画として開催されました。
高専ハカセ塾受講生の他に、仙台高専のJSTジュニアドクター育成塾から3組4名の参加があり、合計44組が研究発表を行いました。
開会式では実施機関代表・江﨑尚和有明高専校長による挨拶と実施主担当・竹内伯夫教員による開催趣旨説明がありました。
第一部は研究ポスター発表で前半と後半に分かれ、各40分間発表を行いました。正式な学会と同様に自分のポスターの前に立ち、ポスターを見に来てくれた人に研究の内容や成果を説明しました。
第二部は久留米高専松田康雄教員による講演「和算への招待」を行いました。講演の後半では実際に問題を解いてみるなどして和算に親しみました。
閉会式では、ポスター発表の表彰を行いました。小学生の部は優秀賞2名 奨励賞4名、中学生の部は優秀賞3名 奨励賞4名となりました。
会場には発表者である小・中学生の他、保護者の皆様、一般来場者の皆様の来場があり、非常に活気がありました。ご来場ありがとうございました。
第18回熊本高専八代キャンパス会場(R1)
12月21日(土)開催の第18回高専ハカセ塾八代キャンパス会場では、「高専ハカセ塾」成果発表会を実施しました。
受講生が各自で行ってきた自由研究のポスターを掲示して、ショートプレゼンテーションとポスターセッションの形式で発表会を行いました。受講生は、参加者からの質問にも堂々と答え、受講生同士も互いの研究について意見交換をすることができました。
ポスターセッション終了後には、「きのくにロボットフェスティバル」に参加した横谷君(人吉市立第二中学校)の報告や学生メンターによる科学者ビンゴを行い、予定時間を過ぎる程に好評でした。最後に、修了証の授与と優秀発表賞7名の表彰も行いました。