ロボット組立・改造講習会(R3)

9月25日 13:30~16:30「ロボット組立・改造講習会」
11月14日に開催予定の「全日本小中学生ロボット選手権九州北部地区予選会」に向けて、各会場の高専ハカセ塾受講生および一般の参加希望者が集まりました。
有明高専創造工学科メカニクスコースの坪根先生から競技ルールや改造について説明があり、皆さん集中して組立や改造に取り組んでいました。
実際に大会で使用される競技フィールドで試走などを行い、各自課題が見えたようです。思い通りに動くロボットが完成することを期待しています。

第11回熊本高専八代キャンパス会場

9月23日(木・祝)開催の第11回高専ハカセ塾八代キャンパス会場では、2本立てで講座を実施しました。
前半の講座は「地震・断層・液状化の実験」というテーマで、講義及び実験の指導は、生産システム工学系ACグループの脇中先生と研究室の2名の学生が担当しました。地震についての基礎知識を学びながら、まずは、2種類の土を使った断層の実験を行いました。次に、高層ビルと一軒家の揺れに違いについて、実験を行いながら学習しました。最後は、地震による液状化現象について、学生による演示実験やペットボトルを使った実験により体験しながら学びました。

後半の講座は「放射線を見てみよう!」というテーマで、講義及び実験の指導は、生産システム工学系MIグループの小田先生が担当しました。まずは、各グループでドライアイスの上に簡易霧箱を載せて、ウラン鉱石から出るアルファ線などの飛跡を観察しました。実験室を暗くしてLEDライトの光を当てると、飛行機雲のような線がいくつも見えました。次に、実験室を移動して,放射線の基礎知識を学んだ後に、身近にあるいろいろなものから出る放射線を測ってみました。
今回の講座は、Zoomによる配信も行い、高専ハカセ塾の他会場の受講生やスタッフなど11名も視聴し、チャットでの質問もありました。

第8回久留米高専会場(R3)

9月18日(土)、久留米高専において、「高専ハカセ塾」第8回目の講座を実施しました。
今回は、機械工学科の教員を講師に迎え、「きのくにロボットフェスティバル ルール説明およびキット作製」と題して、「きのくにロボットフェスティバル2021 全日本小中学生ロボット選手権」で使用されるロボットキットを用い、ロボット製作を行いました。
競技ルールの説明や改造について説明を受けた後、学生メンターの指導や助言を受けながらロボットを作製し、ロボットを実際に動かして、動きの調整をしたり、部品を追加して改造したりしました。動かしながら次第にアイデアがでてくる様子で、受講生は試行錯誤を重ねていました。一人ひとり、工夫を凝らしたロボットができたようです。
久しぶりの対面講座で、受講生全員ではありませんでしたが、久しぶりに元気な様子を見ることが出来ました。
また、今回は希望者には、オンライン講座も同時進行で行いました。

第8回有明高専会場(R3)

9月18日(土)13:30-16:10
「光について」
シニアメンターの西先生による光の講座がありました。簡易分光器を作成し、蛍光灯、自然光、ナトリウム灯、水銀灯、白熱球などを見て、スペクトルについての学習をしました。また、「色の三原色」の実験として色水をいろいろ混ぜてみたり、「光の三原色」の実験として化学反応による発光現象に関する実験なども行いました。炎色反応や偏向板の実験も行い、「電磁波」や「波長」といった小・中学生には難しい内容にも触れながら、光全般についての理解を深めました。

第8回熊本高専熊本キャンパス会場(R3)

令和3年9月11日(土)、熊本高専熊本キャンパスにて、第8回高専ハカセ塾を実施しました。
今回は、熊本高専八代キャンパス生物化学システム工学科の吉永先生を講師に迎え「魚とエビの解剖」を行いました。
はじめに生物の進化について大まかな説明があり、その後2~3名のグループに分かれ魚とエビの解剖を行いました。魚の解剖では、タイ、アジ、コノシロの外観を観察後、大小のハサミを使って魚を切り開き、えらや内臓を観察しました。続いてのエビの解剖では同じく外観を観察後、頭部と腹部を解剖して観察し、魚とエビの違いを調べました。
普段食している身近な魚とエビですが、実際に内臓の位置や血液の色などを観察することで、生物の体の仕組みについての興味が深まったようです。解剖後は受講生からたくさんの気づきや疑問が発表されました。

3高専4会場合同研修(R3)

9月4日(土)13:30~16:00「3高専4会場合同研修」
本年度の合同研修は、昨年度に続き、各会場をオンラインでつないで行いました。新型コロナウイルス感染拡大に伴い、自宅から参加する受講生もいました。
初めに久留米高専 本庄春雄校長より開会の挨拶がありました。次に、事前課題として受講生が取り組んだ「マシュマロチャレンジ」のまとめ動画を視聴しました。各自、工夫を凝らしたパスタのタワーは大変興味深く、受講生へのインタビューでは「トラス構造」や「ハイパーボリック構造」という言葉も出てきました。今までの世界記録99cmを超えるタワーを創った受講生も3名おり、高さのある作品や工夫された作品に対して表彰を行いました。
特別講演では「久留米からくり振興会」にご協力頂き、からくりに関する講演と実演をしていただきました。久留米の発明家、田中久重の作ったからくり人形「茶運び人形」、「弓曳童子」、「文字書き人形」の他、多数の作品を紹介して頂きました。からくり人形は単なるおもちゃではなく、この技術が生活に結びつき、近代技術の基礎につながっているとの解説がありました。講演の最後には活発な質疑応答が行われました。
最後に、久留米高専 中武靖仁先生による挨拶があり、合同研修は終了となりました。