第5回熊本高専熊本キャンパス会場(R4)

7月30日に第5回高専ハカセ塾を実施しました。
熊本キャンパスリベラルアーツ系理数グループの山崎先生を講師とし、「あみだくじの数学」を実施しました。
数学の研究を体験することを目的に、あみだくじの性質について、グループで検討しました。前半は、あみだくじが数字の並び替えであることに着目し、3本の縦線からできるあみだくじ、4本の縦線からできるあみだくじの個数について考えました。後半は、行先が同じになるあみだくじに着目し、横線の引き方の規則性(法則)について考えました。各グループともに活発に意見交換し、あみだくじの性質について認識を深めることができました。

第4回有明高専会場(R4)

7月30日(土)13:30~16:30「いろいろな計測器に触れてみよう(1)」
シニアメンター西先生から、いろいろな測定器があること、例えば温度計でも、測るための仕組みが複数あることや、測る対象の違いによって測定方法が変わることなどを教えていただきました。また、測定にあたり、記録が大切であることを学びました。
講義のあと、実際に温度計(サーミスタ温度計、放射温度計、サーモカメラ)、二酸化炭素計、紫外線計、照度計、糖度計、塩分計、pH計、金属探知機、重量測定器(電子天秤、ばねばかり)、距離測定器(巻尺、メジャー、レーザー距離測定器)を使って、自由に身近なものを測定しました。
また、気になる物を採取して顕微鏡で観察しました。

第5回熊本高専八代キャンパス会場(R4)

令和4年7月23日(土)、熊本高専八代キャンパス会場にて開催された第5回高専ハカセ塾では、 「冷たい世界を体験しよう!と自由研究」を実施しました。
前半の実験講座の講義及び実習の指導は、リベラルアーツ系理数グループの東田教授が担当しました。まず、風船やプラスティックボールなどを-196℃の液体窒素につける実験で、物質の状態変化や温度による体積変化を学習しました。次に、酸素・二酸化炭素などの気体を液体窒素で冷却し、青色の液体酸素やドライアイスができる実験を行いました。最後に、超伝導体がネオジム磁石のレールの上で浮上する超伝導現象の一つである「マイスナー効果」の演示実験を行いました。来校できない受講生には、オンラインで講座を配信しました。
後半は、受講生が各自で行う自由研究を実施しました。ほとんどの受講生がテーマを決定し、担当スタッフや学生メンターの助言を受けながら、自由研究を進めました。

第4回熊本高専熊本キャンパス会場(R4)

7月16日(土)に第4回高専ハカセ塾(熊本キャンパス会場)を実施しました。
今回は、自由研究の計画に関する発表会を行いました。受講生は、以下の5点について事前に作成した自由研究計画書をもとに、5分間の発表をしました。
1. 自由研究の目的:研究をして知りたいことは何ですか?なぜ知りたいのですか?
2.予想される研究結果:研究するとどんな結果が得られると思いますか?同じような研究をした人はいますか?
3.研究の方法:何を使いますか?どこで研究しますか?誰と研究しますか?研究が思い通りに進まないときは、どうしますか?
4.研究の期間:いつ、どのくらいの期間、研究しますか?
5.研究結果をまとめる方法:研究結果はどのようにまとめますか?
受講生の発表に対して、熊本高専の教員および社会人メンター、学生メンターから質問や助言を行いました。また、受講生からの質問もあり活発な質疑応答となりました。
他の受講生の発表を聞いたり、質問や助言を受けたりしたことが、今後の研究に生かされることを期待します。

第4回熊本高専八代キャンパス会場(R4)

令和4年7月9日(土)、熊本高専八代キャンパス会場にて開催された第4回高専ハカセ塾では、「研究に利用できるLINE講座と自由研究」を実施しました。
今回は、各自で行う自由研究をメインとし、はじめに、高専ハカセ塾OBで本科3年生の嶋中海人君に研究に利用できるLINEの話をしてもらいました。高専ハカセ塾第2段階受講生のときに実施したマイコンとLINEを組み合わせた研究についての説明があり、さらに、その他のLINEの利用方法についての紹介がありました。最後に、受講生やスタッフからの質問に答えてくれました。
後半は、担当スタッフの指導の下で、各自の自由研究を進めました。実施計画が立っていない受講生は、各自で文献調査を行い、スタッフとも相談しながら、研究内容を具体化しました。すでに、実験が可能な受講生は、学生メンターのサポートを受けながら実験を進めました。

第3回熊本高専熊本キャンパス会場(R4)

7月9日(土)、第3回高専ハカセ塾(熊本キャンパス会場)を実施しました。
熊本キャンパス電子情報システム工学系CIグループの野尻先生を講師とし、「トイドローンのプログラミング講座」を実施しました。
はじめに、プログラミングの基本やドローンが飛行する仕組みについて学んだ後、Scratchでの簡単なプログラミングを行い、プログラミングの基本構造について理解を深めました。その後、パソコンのキーボード操作によるドローンの操縦と、ドローンの自律飛行についてのプログラミング課題に取り組み、実際にドローンを飛行させて課題の結果を確認しました。最後に、課題の総まとめとして会場横に設置したコースにチャレンジし、思い通りに動かない場合はプログラムの修正も行って、楽しみながらプログラミングを体験しました。

第3回久留米高専会場(R4)

7月9日(土)、久留米高専において、「高専ハカセ塾」第3回目の講座を開催しました。
今回は、第一段階の受講生は多様経験型プログラムを、第二段階の受講生は自主プロジェクト型プログラムを開催しました。
多様経験型プログラムでは、電気電子工学科の教員を講師に迎え、「手作りラジオで電波を受信してみよう」と題して、身の回りの電波について学習し、ラジオを製作しました。
電波についての学習では、例えば(AM/FM)ラジオ放送の電波の届き方の違いなど、身の回りで使われている製品と電波の役割について、学習しました。そのあと、はんだづけの基本動作がよく分かる動画を視聴しながら、はんだごての使い方や注意点などをしっかり学びました。
はんだづけの際は保護メガネを使用して、練習をしっかり行った後、抵抗やコンデンサ等の電子部品の役割をひとつひとつ確認しながら基板上ではんだづけし、ラジオの電子回路を作成しました。細かい作業が多く苦戦する受講生もいましたが、教員や学生メンターのサポートをうけながら全員が完成させ、電波を受信することができました。
最後に動作チェックをして、ラジオ放送が流れてきた時は、とても嬉しそうな様子で、大きな音量で聞いていました。
自主プロジェクト型プログラムでは、第二段階の受講生が、自分の研究テーマに必要なデータをパソコンで検索したり、図書室で資料を参考にしながら、まとめていきました。

第3回有明高専会場(R4)

7月2日(土)13:30-16:30 「プログラミングロボット」
講師の森山英明先生(有明高専 創造工学科 情報システムコース)からプログラミングやプログラミング言語の説明を受けた後、mBlockというプログラミング学習ソフトウェアを使って車型のロボット(mBot)を動かしました。
初めは簡単な動きのプログラムを作り、最後はセンサーを使ってラインに沿って自走させる「ライントレース」や障害物を認識して停止させる「衝突防止」などのプログラムにも挑戦しました。すべての受講生が課題をクリアすることができました。