高専ハカセ塾とは

高専ハカセ塾とは

高専ハカセ塾とは、小学5年生から中学3年生を対象とした“九州発「地球規模の視点を有する次世代傑出人財」発掘・育成プログラム”です。

有明工業高等専門学校・熊本高等専門学校・久留米工業高等専門学校の3高専共同で行っております。

プログラムの目的は、地元の教育委員会や企業等と連携しながら理数・情報分野に関心のある次世代科学・技術を担う傑出人財の発掘・育成です。受講希望者を福岡県・熊本県・佐賀県一帯から広く募集し、育成しております。

このプログラムは、国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)のジュニアドクター育成塾事業に平成30年度から5年間の1つの事業として採択されております。  

プログラム内容

毎年春に受講生の募集を行います。各高専の近隣小中学校経由で受講生募集のチラシを配布すると同時にこのホームページでも募集のお知らせを掲載しております。申込用紙に志望理由等を書いて頂き、応募者多数の場合は書類選考をさせて頂きます。

土曜日の午後、月2回のペースで6月から12月まで講座を行います。理数系各分野の専門教員や地元企業が多彩な講座を行います。

講座は4会場個別に行っております(有明高専会場、熊本高専熊本キャンパス会場、熊本高専八代キャンパス会場、久留米高専会場)。プログラムは会場によって異なります。詳しくはホームページ内の活動報告をご覧下さい。

講座と並行して自主的な研究のテーマを決めて研究し、最終日に発表を行います。テーマ決め・研究計画、設計・製作、実験、考察、発表資料作り・発表練習まで、専門教員、社会人メンターおよび学生メンターによる手厚いサポートを受けながら「本物」の研究を実体験することができます。また、高専の高度な測定装置、実験装置および検査機器等も使うことで、受講生自身が実際に手を動かしながら科学や工学の分野への興味を深めることができます。さらに、研究成果のまとめ方として、研究ノートの書き方、パソコンの利用技術、パワーポイントやエクセル等のソフトウェアの使い方、発表の手法などについても指導を受けます。

プログラムは第一段階・第二段階と2段階に分かれています。第一段階の受講生は書類選考により、毎年約40名(各会場約10名)が選抜されます。第二段階は第一段階を終了し、更に深く研究を行い小中学生対象の学会などで発表を行いたいという意向を持つ受講生のうち、一定の基準に達した方が対象です。第二段階は高度な研究を特に意識したプログラムとなっています。

 その他に、高専ハカセ塾3高専の交流の場、地域の小・中学生の活躍の場として「小・中学生ジュニア学会」や「きのくにロボットフェスティバル九州北部予選会」を開催しております。

スタッフ紹介

  • 江﨑 尚和 有明工業高等専門学校 校長
  • 竹内 伯夫 有明工業高等専門学校 一般教育科 物理担当
  • 西  秋子 高専ハカセ塾 シニアメンター
  • 坪根 弘明 有明工業高等専門学校 創造工学科 メカニクスコース
  • 藤本 大輔 有明工業高等専門学校 創造工学科 応用化学コース
  • 鮫島 朋子 有明工業高等専門学校 一般教育科 物理担当
  • 森山 英明 有明工業高等専門学校 創造工学科 情報システムコース
  • 窪田 真樹 有明工業高等専門学校 創造工学科 建築コース
  • 森田 恵一 有明工業高等専門学校 技術部
  • 清田 公保 熊本高等専門学校 企画運営部
  • 東田 洋次 熊本高等専門学校 拠点化プロジェクト系
  • 山崎 充裕 熊本高等専門学校 リベラルアーツ系
  • 中武 靖仁 久留米工業高等専門学校 機械工学科
  • 古賀 裕章 久留米工業高等専門学校 制御情報工学科
  • 教員の他に社会人メンター、学生メンターが数名ずつ各高専に配置されています。

お問合せ

高専ハカセ塾に関する問合せ先はこちらまで。