第3回熊本高専八代キャンパス会場(R4)

6月25日(土)、熊本高専八代キャンパス会場にて、第3回高専ハカセ塾「Scratch (スクラッチ)を用いたプログラミング講座と自由研究のテーマ決定」を実施しました。
前半のプログラミング講座の講義及び実習の指導は、拠点化プロジェクト系情報セキュリティグループの村田教授が担当しました。プログラミングの基礎やScratch (スクラッチ)の簡単な説明の後に、講師の指示に従いながら、各自で猫などの絵を動かし、簡単なゲームも作成しました。ブロックによるプログラミングに慣れてくると、Web上のサンプルやチュートリアルを参考にして、さらに講師や学生メンターからも助言をもらいながら、複雑な動きをするアニメーションやゲームの作成を行いました。
後半は,各自でプログラミングの実習を行いながら、自由研究のテーマや実験方法について、担当スタッフと個別に打ち合わせを行いました。当日、来校できなかった受講生とはオンラインでの打ち合せを行いました。

第2回講座久留米高専会場(R4)

6月25日(土)、久留米高専において、「高専ハカセ塾」第2回目の講座を開催しました。
今回は、「オリエンテーション、研究ノートの使い方」と題した講座を開催し、研究ノートの使い方では、「必ず作業を行った当日に記入」や、「記録年月日・記録者・確認者の署名」など、研究を進めるうえでの基本をしっかり学びました。
つぎに、第二段階受講生による研究紹介を行いました。昨年1年間の活動をとおして、さらなる飛躍を目指している第二段階受講生達の発表は自信に満ち溢れていて、今後がますます楽しみになりました。質疑応答では、受講生達から、研究に対する質問がたくさんありました。今後の研究発表に向けて、新規受講生達の良いお手本となったようです。
続いて、本校教員、社会人メンターによる研究紹介を行いました。活発な受講生達に負けないようにと、ついつい研究紹介にも熱が入りましたが、受講生達は皆、熱心に聞き入っていました。
最後に、オンライン講座についての説明を行いました。受講生達と対面で少しでも多く講座が実施できるよう、新型コロナ感染症の終息を願うばかりです。
今年の第一段階受講生11名、第二段階受講生4名が、12月の成果発表会に向けて、どんな分野に興味を持ち、自分で選んだ研究テーマをどうまとめていくのか、本日の研究紹介は、受講生達にとって、大変意義のある時間となったようです。

第2回熊本高専熊本キャンパス会場(R4)

6月18日(土)、熊本キャンパス会場の初回講座は、リベラルアーツ系の有働先生にご担当いただき、「知識を広げる・究める『ハカセ』とは?」を実施しました。
はじめに「ハカセ」に必要な能力やスキルを考えるワークを行い、それをもとに今後の高専ハカセ塾における目標設定を行いました。グループで、意見をお互いに交わしながら議論をすることで、今後ともに高め合う仲間とのコミュニケーションを図ることもできました。
次にこれから知識を広げ、究めていくためにはどのような能力やスキルが必要か、ワークを通して体験しました。身近な「はさみ」や「シャープペンシル」を観察することで、新たな発見があったり、哲学的な問いにチームで取り組むことで、個人では得られない発想を得ることできたりと、受講生それぞれがこれからの高専ハカセ塾に必要な能力やスキルを発見できていた様子でした。

第2回熊本高専八代キャンパス会場(R4)

令和4年6月18日(土)、熊本高専八代キャンパス会場にて開催された第2回高専ハカセ塾では、「卵落としの実験と自由研究のテーマ探し」を実施しました。
前半の卵落としのルールや実施方法の説明は、社会人メンターの河﨑特命客員教授が行いました。昨年度とはルールを変更し、A4コピー用紙3枚、ホッチキス、スティックのりのみでオリジナルのエッグプロテクターを作成し、卵を入れて2階から落とすことにしました。
受講生をはじめ、学生メンターや保護者の方も参加し、各自で工夫しながら卵を保護するエッグプロテクターを作成しました。今年度は、2回のチャレンジを行い、1回目での成功者は少なかったのですが、2回目には、失敗の原因を考え、うまく卵を保護するエッグプロテクターを作成することができました。失敗から解決方法を考えることで、今後の研究にとっても貴重な経験になったようです。
卵落としの実験後には、過去の受講生の自由研究のテーマも参考にして、各自のテーマ探しを行ってもらいました。受講生はインターネットで文献調査を行い、スタッフとも相談しながら、各自の興味あるテーマについて検討しました。次回以降にテーマや担当スタッフも決定します。

第2回有明高専会場(R4)

6月18日(土)13:30-16:30「パスタで塔を創る」
講師の下田先生(有明高専 人間・福祉工学系 建築コース)から、塔とは、身近な塔の利用法、塔の種類の説明を受けた後、「なるべく高い塔を創る」という課題を頂きました。2~3人の班に分かれてパスタと粘土を使って塔を試作しました。次に1回目の塔を創って高さを測定しました。
講師からアドバイスを受けて、どのような塔を創るか話し合い、2回目の作製をしました。1回目と違う構造に挑戦した班もありました。一番高い塔は133cmでした。時間制限のある中、高い塔を創ろうと皆さん頑張っていました。最後は各作品に対して講師より講評をいただいて、終了となりました。

第1回令和4年度開講式(R4)

6月11日13:00~16:30
「高専ハカセ塾」の令和4年度開講式およびオリエンテーションを開催しました。
今年度も、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、各高専・キャンパスをオンラインで中継し開催しました。
開講式では、開講宣言、有明高専・八木雅夫校長からの挨拶、大牟田市教育委員会からの挨拶、及び受講生代表による挨拶、スタッフ紹介が行われました。その後、NPO法人あなたのくうかんおおいた代表小西忠司様より「やんちゃな子どもから博士へ、そして、理科フリースクールに未来をつなぐ。」と題して特別講演を頂きました。特別講演は実験も交えた、大変興味深いものでした。
参加者は小学5年生から中学3年生までの受講生が有明高専会場25名、熊本高専熊本キャンパス会場17名、熊本高専八代キャンパス会場11名、久留米高専会場15名と自宅からオンライン参加1名の計69名とその保護者、そして、各会場の関係教職員とメンターでした。
「高専ハカセ塾」の活動は各会場に分かれて毎月2回程度の頻度で行い、その他には合同研修等を計画しております。また、12月の成果発表会や来年3月の小・中学生ジュニア学会において受講生は研究成果を発表する予定です。