第5回熊本高専八代キャンパス会場(R3)

7月22日(木・祝)開催の第5回高専ハカセ塾八代キャンパス会場では、きのくにロボットフェスティバルにおいて実施される「全日本小中学生ロボット選手権」に向けて、「ロボットの組み立ておよび競技練習」を実施しました。
ルール説明の後に、受講生は、学生メンターの指導を仰ぎながら各自でキットの組み立てを行いました。競技は、小学校部門と中学校部門に分かれており、キットも異なります。小学生のロボットは簡単に製作できましたが、中学生のロボットは、製作に時間を要し競技練習までには至りませんでした。小学生の受講生は、制作後に学生メンターが作成した競技フィールドを利用し、競技練習を行い、いろいろな改造も行うことができました。今後は、今秋に有明高専で実施予定の九州北部予選に向けて、ハカセ塾の講座の前後の時間や自宅などでさらに改造を行い、競技フィールドも利用して競技練習を行っていきます。
今回の講座は、ロボットの組み立てと同時に、スタッフとの自由研究の打ち合わせも行いました。実験材料がそろった受講生については、材料を持ち帰ってもらい自宅での研究を進めてもらいます。今回も来校できなかった受講生とはZoomを用いて打ち合わせを行いました。

第4回有明高専会場(R3)

7月22日(木)13:30-16:30「液体窒素実験と研究テーマ決め」
講師の竹内先生(有明高専 一般教育科)から窒素の沸点や、液体窒素取扱いの注意を受けた後、2人1組で実験を行いました。
乾いた新聞紙と水に濡らした新聞紙を液体窒素につけて違いを見たり、花やバナナや風船を液体窒素に浸してどのようになるか観察しました。また、点火した花火を液体窒素の中に入れて観察したり、目の前で超伝導現象を確認したりしました。

研究テーマ決めでは、昨年の発表動画を見て発表会のイメージを持ってもらった後、各自で研究テーマを検討しました。途中で話題提供として坪根先生(人間・福祉工学系メカニクスコース)による、プログラミングによってロボットを動かすデモンストレーションもありました。

第3回久留米高専会場(R3)

7月17日(土)、久留米高専において、「高専ハカセ塾」第3回目の講座を実施しました。
今回は、連携講座として、高専ハカセ塾 熊本高専会場の教員を講師に迎え、「トイドローンを用いたプログラミング体験」と題した学習を行いました。
前半は、パソコン操作の基礎知識の確認や、トイドローンの飛行原理と、プログラミングの基本、必要な装置・技術、方法等を学び、Scratchで簡単なプログラミングに取り組みました。
後半は、トイドローンを操縦するプログラミング課題に挑戦し、実際にトイドローンを飛行させました。まずは、床に置いてから机の高さくらいまで、飛ばしてみる練習をしました。初めて挑戦しましたが、回転、360度フリップ、前後左右、上下の移動をしながら、すぐに上手に飛ばすことが出来て、受講生達も夢中になって操作していました。使用していたドローンは、実際は30メートル近くまで上昇可能だそうです。
操作の基本を学んだあとは、講座の会場に設置されたコースを使って、飛行させていました。
開校式後の最初の対面講座で、受講生達も緊張があったかと思いますが、熊本高専の学生メンターに色々手助けされながら、他の受講生達とも談笑する様子が見られ、最後は集合写真で皆、楽しそうな顔が並んでいました。

第5回熊本高専熊本キャンパス会場(R3)

令和3年7月17日(土)、熊本高専熊本キャンパスにて、第5回高専ハカセ塾を実施しました。
今回は、熊本高専八代キャンパス生産システム工学系MIグループの小田先生を講師に迎え「放射線講座」と題して、放射線について学習しました。
前半は、2人1組で簡易型霧箱を作成し、ドライアイスの上に置いて放射線の飛跡を観察しました。実際に放射線の飛跡を観察したことで、普段見えない放射線が自分たちの身の回りに存在することを実感できたようでした。
後半は、放射線の種類や作用、身の回りの放射線量など放射線についての基礎を学習し、その後実際に放射線計測器を用いて、身近にあるいろいろな物質から出る放射線量を計測しました。

第4回熊本高専八代キャンパス会場

7月10日(土)開催の第4回高専ハカセ塾八代キャンパス会場では、「自由研究のテーマ決定及び実験計画の作成」を行いました。
八代キャンパス会場では、第1段階から実験講座だけでなく各受講生が行う自由研究の時間も設けています。受講生には、担当スタッフとして教員、社会人メンター、学生メンターがつき、助言や指導を行います。今回、受講生は、担当スタッフごとにグループに分かれて、研究内容、実験方法、必要な材料について話し合い、材料がそろっている研究については、予備実験も行いました。
当日は、午前中に大雨警報が発令され、一部の電車は運休となったため、来校できなかった受講生については、Zoomを用いて、オンラインで打ち合わせを行いました。これから夏休みにかけて、高専や自宅などで研究を進めていきます。

第4回熊本高専熊本キャンパス会場(R3)

第4回高専ハカセ塾(熊本キャンパス会場)を実施しました(7/10)
令和3年7月10日(土)、第4回高専ハカセ塾(熊本キャンパス会場)では、受講生の自由研究の計画について発表会を行いました。
受講生は、以下の点について事前に作成した自由研究計画書をもとに、5分間の発表をしました。
1.自由研究の目的:研究をして知りたいことは何ですか?なぜ知りたいのですか?
2.予想される研究結果:件数するとどんな結果が得られると思いますか?同じような研究をした人はいますか?
3. 研究の方法:何を使いますか?どこで研究しますか?誰と研究しますか?研究が思い通りに進まないときは、どうしますか?
4.研究の期間:いつ、どのくらいの期間しますか?
5.研究結果をまとめる方法:研究結果はどのようにまとめますか?

受講生の発表に対して、熊本高専の教員および社会人メンター、学生メンターから質問や助言を行いました。

第3回有明高専会場(R3)

7月3日(土)13:30-16:30「パスタで塔を創る」
講師の下田先生(有明高専 人間・福祉工学系 建築コース)から、塔とは、身近な塔の利用法、塔の種類の説明を受けた後、パスタと粘土を使って塔を創りました。
2~3人の班に分かれて、まずは塔を試作し、次に1回目の塔を創って高さを測定しました。
塔が傾いたり、倒れたりと、塔を高くするのは難しいようでしたが、受講生は試行錯誤しながら作業をすすめました。
講師からアドバイスを受けて、どのような塔を創るか班で話し合い、2回目の作製をしました。ほとんどの班が1回目の塔よりも高く創ることができました。最後は各作品に対して講師より講評をいただいて、終了となりました。

第3回熊本高専八代キャンパス(R3)

6月26日(土)開催の第3回高専ハカセ塾八代キャンパス会場では、Scratch (スクラッチ)を用いた「プログラミング講座」を実施しました。 講義及び実習の指導は、拠点化プロジェクト系情報セキュリティグループの村田先生が担当しました。プログラミングやScratch (スクラッチ)の簡単な説明の後に、講師の指示に従いながら、各自で猫などの絵を動かし、簡単なゲームも作成しました。ブロックによるプログラミングに慣れてくると、Web上にあるサンプルやチュートリアルを参考にして、さらに複雑な動きをするアニメーションやゲームの作成を行いました。講師や学生メンターの助言ももらいながら、多くの独創的な作品ができました。

第3回熊本高専熊本キャンパス会場(R3)

令和3年6月26日(土)、熊本高専熊本キャンパスにて、第3回高専ハカセ塾「R入門」を実施しました。
第3回は、統計リテラシーの向上とデータサイエンスの基礎を学習することを目的として、統計分析用ソフトRの使い方の基礎を学習しました。統計分野では、R言語というプログラム言語が用いられており、統計計算はもちろんのこと、グラフの作成や関数の作成など幅広い活用が期待できます。

受講生たちは、まず、簡単な四則演算などの計算を通して基本的なRの使い方を学びました。次に、データをベクトルや配列として扱うことについて学び、サンプルデータをベクトルにし、ヒストグラムや散布図などのグラフによってわかりやすく表現することができました。最後に、自分たちが作成したグラフと相関係数や回帰直線といった統計に用いられる専門的な概念についての関係を学習し、データサイエンスに触れる体験をしました。

第2回熊本高専八代キャンパス会場(R3)

6月19日(土)開催の第2回高専ハカセ塾八代キャンパス会場では、「卵落としコンテスト」を実施しました。
ルールや実施方法の説明は、社会人メンターで本校特命客員教授の河﨑先生が行い、B4コピー用紙1枚,セロハンテープ,ホッチキスのみで卵を保護し、2階から落とすという少し難しいルールで実施しました。受講生をはじめ、学生メンターや保護者の方も参加し、各自で工夫しながら卵を保護するエッグプロテクターを作成しました。作成後には、実際に2階から卵を落としましたが、ほとんどの卵が割れてしまい、なかなか難しいコンテストとなりました。しかし、各自で失敗の原因も考えることで、今後の研究にとっては貴重な経験になったようです。
卵落としの後は、グループに分かれて自由研究の話し合いを行いました。各グループに、社会人メンター、教職員、学生メンターがつき、受講生が事前に提出してくれた研究テーマについて議論し、研究の方向性を決めました。これから12月の成果発表会や2月のジュニア学会に向けて、高専や自宅などで研究を進めていきます。