第16回熊本高専八代キャンパス会場(R3)

11月20日(土)開催の第16回高専ハカセ塾八代キャンパス会場では、「冷たい世界を体験しよう!(液体窒素、超伝導)」を実施しました。
講義及び実験の指導は、拠点化プロジェクト系の東田先生が担当しました。まずは、物質の構造や状態変化について学習した後に,液体窒素の観察や温度測定を行いました。次に、液体窒素を利用していろいろな物を冷やして、低温による物質の変化を調べました。用意した花は、カチカチになり皮手袋をした手で握るとバラバラにくずれ、カラーボールは床に落とすと割れてしまいました。受講生も各自で気になる物を持ってきて、液体窒素で冷やしてその変化を観察しました。さらに、風船やビニール袋を用いて、温度や状態変化による体積変化についても調べました。また、空気、酸素、二酸化炭素などの気体も冷却し、その変化を観察しました。特に液体酸素の薄い青色には興味を持った様子でした。最後に、高専生が作成したネオジム磁石の上で、超伝導体が浮上するマイスナー効果についても実験を行いました。逆さまにしても落ちない様子に、さらなる探求心が芽生えたようでした。
講座後には、担当スタッフごとに分かれて、自由研究の確認や実験を行いました。実験や結果の分析が進んでいる受講生には、12月18日(土)の成果発表会に向けて、学生メンターの指導を受けながら発表資料の作成も行いました。

きのくにロボットフェスティバル2021全日本小中学生ロボット選手権 九州北部地区予選会

11月14日 10:00~15:00「全日本小中学生ロボット選手権九州北部地区予選会」
きのくにロボットフェスティバル2021全日本小中学生ロボット選手権九州北部地区予選会を有明高専第一体育館にて開催しました。
各会場の高専ハカセ塾受講生に加えて一般の参加希望者も参加しました。参加者は小学生の部17名、中学生の部16名で、予選から決勝に進んだのは小学生10名、中学生8名でした。
昨年度の交流会からさらに工夫を重ねて作られたロボットもあり、昨年度よりもレベルが高く、予選会は大いに盛り上がりました。 (上位入賞者はこちら)
全国大会はコロナウイルス感染拡大防止のため動画審査にて行われます。九州北部地区予選会の小学生の部、中学生の部各上位2名は、本予選会の決勝を録画した「競技判定用動画」とアピール用の「特別賞審査用動画」で全国大会に出場します。

第15回熊本高専八代キャンパス会場(R3)

11月13日(土)開催の第15回高専ハカセ塾八代キャンパス会場では、「きのくにロボットフェスティバル2021全日本小中学生ロボット選手権九州北部予選」に参加する受講生の競技動画を撮影しました。
八代会場からの北部予選出場は、2名でしたが、翌日14日(日)に有明高専で開催される北部予選に対面では参加せず、八代キャンパスで競技の様子を撮影し、動画による北部予選出場となりました。2名とも工夫した面白いロボットでしたが、翌日の北部予選の結果では、惜しくも地区代表には選ばれませんでした。しかし、今後の研究のためにも良い経験になったようでした。

サイエンスカンファレンス2021

JST主催の「サイエンスカンファレンス2021」が11月6日~7日にオンラインで開催されました。これは全国のジュニアドクター育成塾の第二段階の受講生が集まり、地域や専門分野を超えて交流・啓発し合い、さらなるステップアップを目指すことを目的として毎年開催されているものです。初日は非公開の研究発表審査会、2日目はサイエンスアゴラの公開イベントとして参加者同士の交流会等がありました。高専ハカセ塾からは有明高専会場の今田さんと久留米高専会場の塩見さんの2名が参加・登壇し、取り組んでいる研究の魅力や成果等を皆さんに伝えることができました。審査結果の上位者にのみ与えられる「分野賞」を2名とも受賞することができ、充実した2日間となりました。

第14回熊本高専八代キャンパス会場(R3)

11月6日(土)開催の第14回高専ハカセ塾八代キャンパス会場では、「魚とえびの解剖」を実施しました。
講義及び実習の指導は、生産システム工学系BCグループの吉永先生が担当しました。まず、魚の解剖では、各グループで協力してタイやアジの解剖を行い、えらや内臓を観察しました。次に、えびの解剖では、外観・頭部・腹部などの観察を行い、魚とえびの内臓の違い等を調べました。今回の実習では、グループで協力して魚類と甲殻類の解剖を行いながら、体のつくりをじっくり観察し、魚類と甲殻類の体の構造の違いを学習しました。
実習後には、担当スタッフごとに分かれて、自由研究の確認および実験を行いました。また、全日本小中学生ロボット選手権九州北部予選に出場する受講生は、大会本番に向けて、競技フィールドを使った練習を行いました。

第13回熊本高専八代キャンパス会場(R3)

令和10月16日(土)、熊本高専八代キャンパス会場では、第13回高専ハカセ塾「企業見学研修」を実施しました。
今回は株式会社アグリライト研究所(水俣市)で、「植物の光の波長依存的な食味と色付きの変化」の講座を実施していただきました。なお今回も、現地参加できなかった受講生にはZoomによるオンライン配信を行いました。
講座では、まず、先端技術分野と農業の関わりや光と植物の生態との関連性について、山口大学内の研究所からオンラインで講義がありました。その後、実習に入り、「青色」「白色(4000K)」「白色(5000K)」の3種類の光を用いて、1か月前から育てていただいたレッドファイヤー(フリルレタス)を収穫し、「重さ」「葉の数」「着色率」「苦味・えぐみ」について、各班で評価を行いました。実験結果は各自でレポートにまとめて、最後に代表者が発表し、内容を共有しました。
詳細な講座内容については、以下のアグリライト研究所のホームページにも掲載されています。ぜひご覧ください。
【外部サイト】株式会社アグリライト研究所 URL:https://www.agri-light-lab.co.jp/?p=6715

大牟田のSDGs展へ出展

イオンモール大牟田の2階特設会場にて、大牟田青年会議所主催の地域活性プロジェクト「CIRCLE FOR SDGs ~SDGsの輪を広めよう~」が開催されています。
有明高専からもブースを出し、SDGsの目標No.4「質の高い教育をみんなに」を掲げて高専ハカセ塾の取組についてパネル展示させて頂いております。有明高専からは他にも国際交流の取り組み、ICLabによる人材育成、炭鉱技術に関連する取り組みなどの展示もしています。
他の機関による展示も多数あります。ぜひ会場までお越し頂ければと思います。

【開催期間】10月12日(火)~10月22日(金)
【開催会場】イオンモール大牟田2階 西松屋横特設会場
【開催時間】11:00~17:00

第12回熊本高専八代キャンパス会場(R3)

10月2日(土)開催の第12回高専ハカセ塾八代キャンパス会場では、「自由研究の打ち合わせおよび実験」を実施しました。
各受講生の自由研究は夏休みに重点的に実施しましたが、実験が進み結果も出てきた受講生については、一旦、実験結果をまとめる作業を行いました。自宅や本校で行った実験データを担当スタッフと確認しながら、実験結果についての考察や追実験の計画を立てました。実験や工作があまり進んでいない受講生は、学生メンターとも相談しながらさらに実験や工作を進めました。
今回も来校できない受講生とZoomを用いて自由研究の打ち合わせを行いました。今後も12月の成果発表会に向けて、slackなども利用して緊密に打ち合わせを行いながら、研究を進めてまいります。

文部科学省「情報ひろば」出展

文部科学省内には誰でも閲覧できる「情報ひろば」というコーナーがあります。
現在開催中の企画展示では“九州発!次世代傑出人財育成事業「高専ハカセ塾」の取組”と題しまして、有明高専・熊本高専・久留米高専の3高専4キャンパスで共同実施している高専ハカセ塾の取り組みを紹介しています。
なお、「高専ハカセ塾」はJSTによるジュニアドクター育成塾事業の採択事業であり、平成30度より継続して実施しています。

【展示期間・時間】
 令和3年10月1日(金)~令和3年11月5日(金)
 平日10:00~18:00(入館は17:30まで)

【場所】
文部科学省 情報ひろば 3階展示室
(〒100-8959 東京都千代田区霞が関3-2-2)

【主な展示物】
〇映像
・高専ハカセ塾合同研修課題「2020高専ハカセ塾deボールつなぎ」
・有明高専紹介動画
〇パネル
・高専ハカセ塾の活動の様子
・有明高専の紹介
・熊本高専の紹介
・久留米高専の紹介

【参考】
文部科学省「情報ひろば」ホームページ
https://www.mext.go.jp/joho-hiroba/

ロボット組立・改造講習会(R3)

9月25日 13:30~16:30「ロボット組立・改造講習会」
11月14日に開催予定の「全日本小中学生ロボット選手権九州北部地区予選会」に向けて、各会場の高専ハカセ塾受講生および一般の参加希望者が集まりました。
有明高専創造工学科メカニクスコースの坪根先生から競技ルールや改造について説明があり、皆さん集中して組立や改造に取り組んでいました。
実際に大会で使用される競技フィールドで試走などを行い、各自課題が見えたようです。思い通りに動くロボットが完成することを期待しています。