第11回熊本高専八代キャンパス会場

9月23日(木・祝)開催の第11回高専ハカセ塾八代キャンパス会場では、2本立てで講座を実施しました。
前半の講座は「地震・断層・液状化の実験」というテーマで、講義及び実験の指導は、生産システム工学系ACグループの脇中先生と研究室の2名の学生が担当しました。地震についての基礎知識を学びながら、まずは、2種類の土を使った断層の実験を行いました。次に、高層ビルと一軒家の揺れに違いについて、実験を行いながら学習しました。最後は、地震による液状化現象について、学生による演示実験やペットボトルを使った実験により体験しながら学びました。

後半の講座は「放射線を見てみよう!」というテーマで、講義及び実験の指導は、生産システム工学系MIグループの小田先生が担当しました。まずは、各グループでドライアイスの上に簡易霧箱を載せて、ウラン鉱石から出るアルファ線などの飛跡を観察しました。実験室を暗くしてLEDライトの光を当てると、飛行機雲のような線がいくつも見えました。次に、実験室を移動して,放射線の基礎知識を学んだ後に、身近にあるいろいろなものから出る放射線を測ってみました。
今回の講座は、Zoomによる配信も行い、高専ハカセ塾の他会場の受講生やスタッフなど11名も視聴し、チャットでの質問もありました。

3高専4会場合同研修(R3)

9月4日(土)13:30~16:00「3高専4会場合同研修」
本年度の合同研修は、昨年度に続き、各会場をオンラインでつないで行いました。新型コロナウイルス感染拡大に伴い、自宅から参加する受講生もいました。
初めに久留米高専 本庄春雄校長より開会の挨拶がありました。次に、事前課題として受講生が取り組んだ「マシュマロチャレンジ」のまとめ動画を視聴しました。各自、工夫を凝らしたパスタのタワーは大変興味深く、受講生へのインタビューでは「トラス構造」や「ハイパーボリック構造」という言葉も出てきました。今までの世界記録99cmを超えるタワーを創った受講生も3名おり、高さのある作品や工夫された作品に対して表彰を行いました。
特別講演では「久留米からくり振興会」にご協力頂き、からくりに関する講演と実演をしていただきました。久留米の発明家、田中久重の作ったからくり人形「茶運び人形」、「弓曳童子」、「文字書き人形」の他、多数の作品を紹介して頂きました。からくり人形は単なるおもちゃではなく、この技術が生活に結びつき、近代技術の基礎につながっているとの解説がありました。講演の最後には活発な質疑応答が行われました。
最後に、久留米高専 中武靖仁先生による挨拶があり、合同研修は終了となりました。

きのくにロボットフェスティバル2021・第14回全日本小中学生ロボット選手権 九州北部地区予選会 選手募集のお知らせ(募集は終了いたしました)

きのくにロボットフェスティバル2021全日本小中学生ロボット選手権九州北部地区予選会チラシ

【九州北部地区予選会 概略(チラシ)】

11月14日(日)に有明高専で全日本小中学生ロボット選手権九州北部地区予選会を開催します。
予選会に出場する選手(小学4年生~中学3年生)を募集しております。応募多数の場合は抽選となりますが、どなたでもご応募頂けます。下記要項をご確認の上、お申し込みください。
予選会での上位2名が全国大会へ出場することができます。

<全国大会について>
本年度は新型コロナウイルス感染状況が依然予断を許さない状況であるため、全国大会は、対面で行わず、各地区において競技を動画撮影し、録画データを実行委員会に提出、特別審査員が審査を行うこととなりました。

<日程>
 組立・改造講習会 
  9月25日(土)13:30~16:30
  有明高専 合同教育南棟1階合同講義室
 九州北部地区予選会
  11月14日(日)10:00~15:00
  有明高専 第一体育館
※一般参加者は両日ともご参加ください。

<実施要領>
以下の資料をご確認の上お申し込みください。
実施要項
運営上の留意事項(実施要項 別紙2)
和歌山高専きのくにロボットフェスティバル2021(外部リンク)(実施要項 別添1~3

<備考>
予選会に使用するロボットキットはこちらで用意します(無料) 。ただし、昨年度の交流会でロボットキットの配付を受けた方には今年度は新たにロボットキットの配付は行いません。
新型コロナウイルス感染拡大状況によってはオンライン開催、延期または中止になることがあります。ご了承下さい。

<申込み方法>
以下の通り、Webもしくは郵送にて9月13日(月)までに(必着)お申し込みください。なお、応募者多数の場合は抽選となります。
・Webでのお申込み
  以下のフォームからお申込みいただけます。(募集は終了いたしました)
  申込フォーム
・郵送でのお申込み
  以下の申込書をダウンロードして記入し、以下の住所へ郵送して下さい。
  〒836-8585
  福岡県大牟田市東萩尾150 有明高専 高専ハカセ塾事務局
 (ロボット選手権九州北部地区予選会申込み用紙在中と明記)
  申込書(実施要項 別紙1)

第9回熊本高専八代キャンパス会場(R3)

8月21日(土)開催の第9回高専ハカセ塾八代キャンパス会場では、「自由研究の打ち合わせおよび実験」を実施しました。
今回も夏休みに重点的に実施してきました自由研究の時間で、受講生は担当スタッフごとに分かれて、自宅での実験結果について確認し、実験なども行いました。テーマにより進捗状況は異なりますが、なかなかおもしろい結果も出ているようです。結果の出た受講生は、ひとまず夏休みの自由研究としてまとめて、今後さらに研究を深めていきます。結果が出ていない受講生も12月の発表会に向けて、さらに研究を進めていきます。

第8回熊本高専八代キャンパス会場(R3)

8月19日(木)開催の第8回高専ハカセ塾八代キャンパス会場では、「電気と磁気の実験」を実施しました。
講義及び実験の指導は、リベラルアーツ系理数グループの磯谷先生が担当しました。まずは、モーターや発電機を利用して、フレミングの左手・右手の法則などの基本となる原理から、電流と磁界の不思議な関係について学習しました。次に、各自でコイルを巻いてクリップモーターを製作し、そのコイルを用いて紙コップスピーカーも製作しました。さらに、製作したスピーカーがマイクとして利用できることも実験しながら学習しました。最後に、アルミパイプの中をネオジム磁石がゆっくり落ちる現象についても今回学習した内容を復習しながら考えました。
講座後には、担当スタッフごとに分かれて、自由研究の確認も行いました。また、同時に第2段階受講生の自由研究についても実施しました。
今回の講座は、来校できなかった受講生のためにZoomによる配信も行いました。

第7回熊本高専八代キャンパス会場(R3)

8月18日(火)開催の第7回高専ハカセ塾八代キャンパス会場では、「自由研究の打ち合わせおよび実験」を実施しました。
今回は、各受講生が行う自由研究の時間で、受講生は担当スタッフごとに分かれて、自宅で行った実験の結果や実験方法を確認するとともに、学生メンターからのアドバイスももらいながら実験も行いました。
来校できない受講生のためにZoomを用いたオンラインでの打ち合わせも行い、自宅で行った実験結果と今後の方針を確認しました。

第6回熊本高専八代キャンパス会場(R3)

7月31日(土)開催の第6回高専ハカセ塾八代キャンパス会場では、「トイドローンを用いたプログラミング講座」を実施しました。
今回は、熊本キャンパス電子情報システム工学系CIグループの野尻先生を講師にお迎えし、熊本キャンパスの学生が補助を行いながら実施しました。まず、プログラミングの基本やドローンが飛ぶ仕組みについて学習した後に、プログラミング開発環境であるScratch(スクラッチ)を用いて簡単なプログラミングを行いました。プログラミングに慣れてきたところで,パソコンとトイドローンを接続し、トイドローンの操縦を行いました。さらに講座会場内のコースを手動でクリアした後に,プログラミングによる自動操縦にもチャレンジしました。
今回の講座では、プログラミングやその能力の必要性、学び方についても学習し、今後、受講生が各自で、学習や研究を行うための良い経験となりました。

第5回熊本高専八代キャンパス会場(R3)

7月22日(木・祝)開催の第5回高専ハカセ塾八代キャンパス会場では、きのくにロボットフェスティバルにおいて実施される「全日本小中学生ロボット選手権」に向けて、「ロボットの組み立ておよび競技練習」を実施しました。
ルール説明の後に、受講生は、学生メンターの指導を仰ぎながら各自でキットの組み立てを行いました。競技は、小学校部門と中学校部門に分かれており、キットも異なります。小学生のロボットは簡単に製作できましたが、中学生のロボットは、製作に時間を要し競技練習までには至りませんでした。小学生の受講生は、制作後に学生メンターが作成した競技フィールドを利用し、競技練習を行い、いろいろな改造も行うことができました。今後は、今秋に有明高専で実施予定の九州北部予選に向けて、ハカセ塾の講座の前後の時間や自宅などでさらに改造を行い、競技フィールドも利用して競技練習を行っていきます。
今回の講座は、ロボットの組み立てと同時に、スタッフとの自由研究の打ち合わせも行いました。実験材料がそろった受講生については、材料を持ち帰ってもらい自宅での研究を進めてもらいます。今回も来校できなかった受講生とはZoomを用いて打ち合わせを行いました。

第4回熊本高専八代キャンパス会場

7月10日(土)開催の第4回高専ハカセ塾八代キャンパス会場では、「自由研究のテーマ決定及び実験計画の作成」を行いました。
八代キャンパス会場では、第1段階から実験講座だけでなく各受講生が行う自由研究の時間も設けています。受講生には、担当スタッフとして教員、社会人メンター、学生メンターがつき、助言や指導を行います。今回、受講生は、担当スタッフごとにグループに分かれて、研究内容、実験方法、必要な材料について話し合い、材料がそろっている研究については、予備実験も行いました。
当日は、午前中に大雨警報が発令され、一部の電車は運休となったため、来校できなかった受講生については、Zoomを用いて、オンラインで打ち合わせを行いました。これから夏休みにかけて、高専や自宅などで研究を進めていきます。

第3回熊本高専八代キャンパス(R3)

6月26日(土)開催の第3回高専ハカセ塾八代キャンパス会場では、Scratch (スクラッチ)を用いた「プログラミング講座」を実施しました。 講義及び実習の指導は、拠点化プロジェクト系情報セキュリティグループの村田先生が担当しました。プログラミングやScratch (スクラッチ)の簡単な説明の後に、講師の指示に従いながら、各自で猫などの絵を動かし、簡単なゲームも作成しました。ブロックによるプログラミングに慣れてくると、Web上にあるサンプルやチュートリアルを参考にして、さらに複雑な動きをするアニメーションやゲームの作成を行いました。講師や学生メンターの助言ももらいながら、多くの独創的な作品ができました。