11月12日 10:00~15:00「全日本小中学生ロボット選手権九州北部地区予選会」
きのくにロボットフェスティバル2022全日本小中学生ロボット選手権九州北部地区予選会を有明高専第一体育館にて開催しました。
各会場の高専ハカセ塾受講生に加えて一般の参加希望者も参加しました。当日の参加者は小学生の部28名、中学生の部8名で、予選から決勝に進んだのは小学生14名、中学生4名でした。
今年度は小学生の部の参加者が例年に比べて大幅に増えました。また中学生の部はレベルが高く少数精鋭の競技となりました。どのロボットも工夫を重ねて作られており、予選会は大いに盛り上がりました。 (上位入賞者はこちら)
全国大会は和歌山県御坊市にて3年ぶりに対面にて行われます。九州北部地区予選会の小学生の部、中学生の部各上位2名が全国大会に出場します。
カテゴリー: 熊本高専八代キャンパス
サイエンスカンファレンス2022
JST主催の「サイエンスカンファレンス2022」が11月12日~13日にオンラインで開催されました。これは全国のジュニアドクター育成塾の第二段階の受講生が集まり、地域や専門分野を超えて交流・啓発し合い、さらなるステップアップを目指すことを目的として毎年開催されているものです。
初日は研究発表審査会、2日目は「月開発」や「水産資源」を題材としたワークショップがありました。高専ハカセ塾からは有明高専会場の原さんと熊本高専会場の高見さんの2名が参加・登壇し、取り組んでいる研究の魅力や成果等を皆さんに伝えることができました。
審査の結果、原さんは「チャレンジ賞」、高見さんは「プレゼンテーション賞」を受賞することができ、充実した2日間となりました。
第15回熊本高専八代キャンパス会場(R4)
令和4年11月5日(土)、熊本高専八代キャンパス会場にて第15回高専ハカセ塾「簡易光度計(光検出システム)の作製と濃度計測および自由研究」を実施しました。
前半の講座の講義および実習の指導は、拠点化プロジェクト系地域協働プロジェクトグループの二見准教授が担当しました。
講座は、まず、講師からの「このコップに入っているコーヒーは、市販のコーヒーを薄めたものかどうかを知りたい。どうすればいいだろうか?」という問いから始まりました。この問いに答えるために、 LED、光センサー、および、 Arduino (アルドゥイーノ) を用いた簡易光度計(光検出システム)をグループで作製しました。作製した簡易光度計は、LEDと光センサーの間に試料を置き、光の透過率を測定することで濃度を比較できる計測器となりました。
次に、市販のコーヒーを水で希釈して、様々な濃度のコーヒーを準備しました。作製した簡易光度計を用いて、この様々な濃度のコーヒーの透過率を計測し、コーヒーの濃度と透過率からなる検量線を作成しました。作成した検量線と比較することで、初めに登場したコーヒーは、市販のコーヒーを薄めたものであることがわかり、科学的な方法で謎が解けて、受講生は改めて科学の底力を実感したようでした。
後半は、受講生が各自で行う自由研究を実施しました。久しぶりの自由研究だったので、各担当スタッフに分かれて現状を確認後、各自の研究を進めていきました。
第14回熊本高専八代キャンパス会場
令和4年10月22日(土)、熊本高専八代キャンパス会場にて開催された第14回高専ハカセ塾では、「プログラミング講座(トイドローン)」を実施しました。
今回の講座の講義及び演習の指導は、電子情報システム工学系CIグループの野尻講師が担当しました。
まず、パソコンの基本操作を確認した後に、プログラミングの基本を学習しました。次にプログラミング言語「Scratch(スクラッチ)」で簡単なプログラミングの練習を行い、早速、ドローンの手動操縦プログラミングによる離陸・着陸を行いました。さらに、回転やフリップ、連続的な前後・左右・上下の移動にも取り組みました。すべての受講生が基本的な動作を行えるようになったところで、学生メンターが講座会場に設置したコースにチャレンジしました。トンネルを抜けたり、壁を越えたり、難しいコースでしたが、受講生は失敗しながらも何度もトライしていました。最後に、簡単な自動操縦プログラミングにも取り組みました。今回は約3時間の講座でしたが、受講生はまだまだ操縦したい様子でした。
きのくにロボットフェスティバル2022 全日本小中学生ロボット選手権 九州北部地区 組立・改造講習会
10月15日(土)13:30~16:30「ロボット組立・改造講習会」
11月12日に開催予定の「全日本小中学生ロボット選手権九州北部地区予選会」に向けて、各会場の高専ハカセ塾受講生および一般の参加希望者が集まりました。
有明高専創造工学科メカニクスコースの坪根先生から競技ルールや改造について説明していただいた後、組立や改造に取り組みました。
組立がうまくいかずスタッフに相談する人や、すでにロボットを改造し、実際に大会で使用される競技フィールドで試走する人がいました。大会までには思い通りに動くロボットが完成することを期待しています。
第13回熊本高専八代キャンパス会場(R4)
令和4年10月8日(土)、熊本高専八代キャンパス会場にて開催された第13回高専ハカセ塾では、「魚とエビの解剖と自由研究」を実施しました。
前半の講座の講義及び実習の指導は、生産システム工学系BCグループの吉永准教授が担当しました。まず、タイやボラなどのいろいろな魚の外観を観察し、各自で解剖を行いました。解剖を行いながらえらや内臓の様子を詳しく観察しました。また、異なる種類の魚を解剖しているグループの解剖も観察して、魚の食性によってえらや内臓の構造が異なることも学習しました。次にエビの解剖に移り、足のはえ方やかたい殻の様子を観察した後に、頭部からはさみを入れて各自で解剖を行いました。エビの解剖は、細かい作業があり受講生にとっては難しそうでしたが、心臓や胃なども取り出すことができました。最後に、解剖してわかった魚とエビの違いについてまとめて講座を終わりました。
後半は、受講生が各自で行う自由研究を実施しました。各担当スタッフに分かれて、学生メンターのアドバイスも受けながら、各自の研究を進めました。
第12回熊本高専八代キャンパス会場(R4)
令和4年9月24日(土)、熊本高専八代キャンパス会場にて開催された第12回高専ハカセ塾では、「ロボットの組み立てと自由研究」を実施しました。
今回は、11月12日(土)に有明高専で実施される「全日本小中学生ロボット選手権九州北部地区予選会」に向けて、ロボットの組み立てと競技の練習を行いました。小学生部門のロボットは、組立から競技練習まで行うことができました。中学生部門のロボットは組み立てに時間がかかり、時間内の競技練習はできませんでした。
練習用の競技フィールドは学生メンターが作成し、いつでも練習できるように準備しました。参加する受講生には、これから予選会に向けて、空いた時間を利用して競技練習を行ってもらいます。
一方、ロボット選手権に参加しない受講生は、各自の自由研究を実施しました。オリジナルの実験器具で実験を行う受講生もいて、スタッフのアドバイスを受けながら、着実に研究を進めています。
第11回熊本高専八代キャンパス(R4)
令和4年9月10日(土)、熊本高専八代キャンパス会場にて開催された第11回高専ハカセ塾では、「霧箱による放射線の観察と自由研究」を実施しました。
前半の実験講座「霧箱による放射線の観察と自由研究」の講義及び実習の指導は、企画運営部の小田教授が担当しました。
まず、ドライアイスによる霧箱を用いて、飛行機雲のように現れるウラン鉱石から出る放射線の飛跡を観察しました。さらに、放射線の基礎知識を学習した後、研究室に移動しペルチェ霧箱による自然放射線の観察を行いました。最後に、身近にあるいろいろなものから出る放射線を、計測器を用いて測定しました。今回は、目に見えない放射線を、霧箱や計測器を用いて、観察および測定しました。
後半は、受講生が各自で行う自由研究を実施しました。各担当スタッフに分かれて、学生メンターのアドバイスも受けながら、各自の研究を進めました。
3高専3会場合同研修(R4)
9月3日(土)10:00~15:30「合同研修~阿蘇山周辺の湧水めぐり~」
普段は4会場に分かれて活動を行っている高専ハカセ塾ですが、合同研修では全ての会場の受講生が熊本高専熊本キャンパスに集まりました。有明高専 竹内先生の挨拶の後、熊本高専熊本キャンパス 山崎先生より、阿蘇山周辺の湧水の成り立ちについて説明がありました。また、阿蘇の水にまつわる施設について知ることで、世界の水問題の解決方法について考えてみて欲しいとの提案がありました。
湧水巡りでは阿蘇が大きなカルデラ湖であったこと、九州の多くの川が阿蘇山から流れていて、大勢の人々の暮らしを支えていること、昔から使われている水を公平に分け合う技術などを学習しました。
天候にも恵まれ、普段とは違った活動に受講生たちものびのびと学習できました。
きのくにロボットフェスティバル2022・第15回全日本小中学生ロボット選手権 九州北部地区予選会 選手募集のお知らせ(募集は締め切らせて頂きました)
全日本ロボット選手権九州北部地区予選会に出場する小学4年生~中学3年生を募集します。高専ハカセ塾に参加していない方もご応募できます。
ぜひご参加ください!
<日程>
組立・改造講習会
10月15日(土)13:30~16:30
有明高専 合同教育南棟1階合同講義室
九州北部地区予選会
11月12日(土)10:00~15:00
有明高専 第一体育館
※一般参加者は両日ともご参加ください。
<実施要領>
以下の資料をご確認の上お申し込みください。
・実施要項
・参加申込書(実施要項 別紙1)
・運営上の留意事項(実施要項 別紙2)
・小学生の部競技内容・ルール(実施要項 別添1 9/6最新版に更新 変更部分は赤字で記載しています)
・質問に対する回答(小学生部門)
・中学生の部競技内容・ルール(実施要項 別添2 9/6最新版に更新 変更部分は赤字で記載しています
・質問に対する回答(中学生部門)
・個人情報及び肖像権の取り扱い(実施要項 別添3 外部リンク 和歌山県教育員会)
・ロボット選手権参加にあたっての注意事項実施要項 別添4(外部リンク 和歌山高専)
<備考>
予選会に使用するロボットキットはこちらで用意します(無料) 。
中学生のロボットキットはタミヤ製、ユカイ工学製のどちらかを使用できます。講習会ではタミヤ製のものをお配りします。
新型コロナウイルス感染拡大状況によってはオンライン開催、延期または中止になることがあります。ご了承下さい。
<申込み方法>
Webフォームもしくは郵送にてお申し込みください。なお、応募者多数の場合は先着順となります。
申込期間は9月1日(木)から9月22日です。(募集は締め切らせて頂きました)
・Webでのお申込み
以下のフォームからお申込みいただけます。
申込フォーム
・郵送でのお申込み
以下の申込書をダウンロードして記入し、以下の住所へ郵送して下さい。
参加申込書(実施要項 別紙1)
〒836-8585
福岡県大牟田市東萩尾150 有明高専 高専ハカセ塾事務局
(ロボット選手権九州北部地区予選会申込み用紙在中と明記)