第10回熊本高専熊本キャンパス会場(R2)

令和2年11月28(土)、熊本高専熊本キャンパスにて、第10回高専ハカセ塾「水溶液の体積について考えてみよう」を実施しました。第10回は、種々のアルコールと水を混合させて体積がどう変化するか実験を行いました。
研究のプロセスを意識して、「結果の予想」、「正確に体積を得るための実験器具や方法の選択」、「伝わりやすい実験データの見せ方(グラフ化)」、「実験データの考察(比較による考察)」等を体験しました。最初は、受講生全員がアルコールと水を混合しても体積は変わらないと予想しましたが、実際は体積が減少し、驚いていました。
難しい内容でしたが、体積が減少する理由を一生懸命考えている様子が印象的でした。

合同研修(R2)

11月21日(土)13:30~15:00「合同研修」
オンラインで3高専4キャンパス合同研修を行いました。
会場に集まって参加した受講生や自宅から参加した受講生がいました。
前半は、事前課題として各自制作(製作)して提出してもらった動画「高専ハカセ塾deボールつなぎ」を鑑賞しました。各会場の受講生3名ずつに、感想やどのようにして作ったのか説明してもらいました。
後半は各会場の研究紹介や講座の様子の紹介をしました。普段見ることができない他会場の様子や研究の様子を知ることができて良い刺激になりました。

第8回熊本高専熊本キャンパス会場(R2)

令和2年11月14日(土)、熊本高専熊本キャンパスにて、第8回高専ハカセ塾「複雑ネットワーク分析」を実施しました。
第8回は、複雑ネットワーク分析の歴史、応用分野、社会のどのような分野で役立っているかについて学習しました。次に、PythonとNetworkXを用いた分析の基礎を学び、SNSから得られた大量の人と人とのつながりのデータを対象に分析をおこないました。
また、身近な人の人間関係をグラフ化し、様々な指標を用いて様々な観点からみた重要人物の割り出しに挑戦しました。

第7回熊本高専熊本キャンパス会場(R2)

11月7日(土)の第7回の高専ハカセ塾は、学外研修「阿蘇山周辺の湧水めぐり」を実施しました。
明神池、竹崎水源(南阿蘇村)、明神の本、舟の口水源、弊立神社、吉無田水源 (山都町)を巡り湧水を試飲する中で、熊本が世界有数の水資源に恵まれていることを感じました。また、熊本県北部地域における硝酸性窒素による地下水汚染の課題についても紹介しました。
さらに、「21世紀は水をめぐる争いの世紀」 になることが予測されていることに触れ、世界的視野から見た水資源問題に対する早急な対応の必要性について学びました。

第5、6回熊本高専熊本キャンパス(R2)

「光と色について1,2」のテーマで、第5回と第6回の高専ハカセ塾を、10月17日(土)と24日(土)に、熊本高専熊本キャンパスの物理実験室で実施しました。
第5回では、最初に光の波長について学習し、実際に簡易分光器を作って、蛍光灯の光の波長測定や太陽光のスペクトル観察をしました。蛍光灯の光の波長(紫、青、緑、オレンジ)を10ナノメートル(=0.000 000 010 m)程度の誤差で測定でき、実験は大成功です。次に、赤(R)、緑(G)、青(B)のLEDを用いて光の合成を行い、RGBの明るさを調整すると色が変わることに気づき、シアン、マゼンダ、イエロー、ホワイトの表示ができました。
第6回では、光の偏光について学習し、偏光の働きと偏光を用いた機器の仕組みを調べました。偏光板を用いて光の偏光方向(光の電界の振動方向)を見つけ、また2枚の偏光板を使えば光の透過としゃ断ができ、このことを実際に液晶ディスプレイで確かめました。それから、偏光板にセロハンテープをはさんで色を作る実験では、多くの色を作ること、特に赤を作ることに競って挑戦しました。

第4回熊本高専熊本キャンパス会場(R2)

9月26日(土)開催の第4回高専ハカセ塾熊本キャンパス会場では、「災害時に役立つ電子工作」を実施しました。
災害時に困ることや、電子工作で出来ることについて意見を出し合った後、LEDや電圧などについて学習しました。その後の工作では、LEDを使った簡易的なライト・銅板と塩とアルミ板を重ねた乾電池・白色LEDライト・ゲルマニウムラジオを製作しました。短時間にいくつもの工作を行いましたが、全員全て作り終え、最後は工作したラジオでラジオ放送を聞くことができました。

第3回熊本高専熊本キャンパス会場(R2)

9月12日(土)開催の第3回高専ハカセ塾熊本キャンパス会場では、電子工作講座として「フリフリLED」を作りました。これは点滅するLEDを左右に振ると残像により文字が浮かび上がるというものです。
まず、電気やLEDについて学習し、さらに文字フォントの作り方について学習しました。その後、はんだ付けを行いフリフリLEDを作りました。はじめは難しそうでしたが、教員や学生メンターのサポートを受け、徐々に要領をつかみ、上手にはんだ付けができました。受講生は各自完成品をフリフリし、表示される文字を確認していました。

第2回熊本高専熊本キャンパス会場(R2)

9月5日(土)第2回高専ハカセ塾熊本キャンパス会場では、トイドローンを用いたプログラミングを学習しました。
トイドローンの飛行原理と、プログラミングに必要な装置・技術、プログラミングの方法等を学び、まずはScratchで簡単なプログラミングに取り組みました。その後トイドローンを操縦するプログラミング課題に挑戦し、実際にトイドローンを飛行させました。
第二段階受講生はオンラインで社会人メンターの先生方と研究打ち合わせを行いました。

第1回熊本高専熊本キャンパス会場開校式・始業式(R2)

8月29日(土)、熊本高専熊本キャンパスICTホールにて、令和2年度高専ハカセ塾熊本キャンパス会場の開校式を実施しました。
例年は4キャンパス合同で開校式を実施しておりましたが、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、各キャンパスでの実施となりました。多数の応募の中から選抜された受講生、保護者、教職員等あわせて約50名が出席しました。受講生代表のあいさつでは小学6年生の原英子さんが高専ハカセ塾に対する意気込みを発表しました。
開校式に引き続き、第1回講座を実施しました。講座の前半はグループに分かれての自己紹介等のオリエンテーションを行いました。後半は実験室へ場所を移し、液体を混ぜ合わせる化学実験を行いました。受講生は、液体を混ぜ合わせた時の変化に驚いたり、もう一度やり直して反応を確認したりと、楽しく実験に取り組んでいました。

令和2年度開校式の日程について

「高専ハカセ塾」に多数のお申し込みを頂きまして、誠にありがとうございました。有明高専会場、熊本高専会場では書類による厳正な選考を行い、新規受講生が決定いたしました。久留米高専会場をお申込み頂きました皆様は、8月末までに厳正に審査をさせて頂き、終了次第、郵送で合否の結果をすべての方にお知らせいたします。

新型コロナウイルス感染拡大防止のため、高専ハカセ塾の開校式が延期または開催形式が変更となりました。受講生の皆様には大変ご迷惑をおかけいたしますが、感染拡大防止のためご理解・ご協力をお願いいたします。

【有明高専】8月29日(土)13:30~16:30 会場:有明高専
【熊本高専熊本キャンパス】8月29日(土)13:30~16:30 会場:熊本高専熊本キャンパス
【熊本高専八代キャンパス】8月8日(土)13:30~16:30 会場:オンラインにて開催
【久留米高専】 10月17日(土)13:30~16:30 会場:久留米高専

※コロナウイルス感染拡大の状況により、日程の変更やオンラインでの開催へ変更する可能性があります。ご了承下さい。