ロボット組立・改造講習会(R3)

9月25日 13:30~16:30「ロボット組立・改造講習会」
11月14日に開催予定の「全日本小中学生ロボット選手権九州北部地区予選会」に向けて、各会場の高専ハカセ塾受講生および一般の参加希望者が集まりました。
有明高専創造工学科メカニクスコースの坪根先生から競技ルールや改造について説明があり、皆さん集中して組立や改造に取り組んでいました。
実際に大会で使用される競技フィールドで試走などを行い、各自課題が見えたようです。思い通りに動くロボットが完成することを期待しています。

第8回熊本高専熊本キャンパス会場(R3)

令和3年9月11日(土)、熊本高専熊本キャンパスにて、第8回高専ハカセ塾を実施しました。
今回は、熊本高専八代キャンパス生物化学システム工学科の吉永先生を講師に迎え「魚とエビの解剖」を行いました。
はじめに生物の進化について大まかな説明があり、その後2~3名のグループに分かれ魚とエビの解剖を行いました。魚の解剖では、タイ、アジ、コノシロの外観を観察後、大小のハサミを使って魚を切り開き、えらや内臓を観察しました。続いてのエビの解剖では同じく外観を観察後、頭部と腹部を解剖して観察し、魚とエビの違いを調べました。
普段食している身近な魚とエビですが、実際に内臓の位置や血液の色などを観察することで、生物の体の仕組みについての興味が深まったようです。解剖後は受講生からたくさんの気づきや疑問が発表されました。

3高専4会場合同研修(R3)

9月4日(土)13:30~16:00「3高専4会場合同研修」
本年度の合同研修は、昨年度に続き、各会場をオンラインでつないで行いました。新型コロナウイルス感染拡大に伴い、自宅から参加する受講生もいました。
初めに久留米高専 本庄春雄校長より開会の挨拶がありました。次に、事前課題として受講生が取り組んだ「マシュマロチャレンジ」のまとめ動画を視聴しました。各自、工夫を凝らしたパスタのタワーは大変興味深く、受講生へのインタビューでは「トラス構造」や「ハイパーボリック構造」という言葉も出てきました。今までの世界記録99cmを超えるタワーを創った受講生も3名おり、高さのある作品や工夫された作品に対して表彰を行いました。
特別講演では「久留米からくり振興会」にご協力頂き、からくりに関する講演と実演をしていただきました。久留米の発明家、田中久重の作ったからくり人形「茶運び人形」、「弓曳童子」、「文字書き人形」の他、多数の作品を紹介して頂きました。からくり人形は単なるおもちゃではなく、この技術が生活に結びつき、近代技術の基礎につながっているとの解説がありました。講演の最後には活発な質疑応答が行われました。
最後に、久留米高専 中武靖仁先生による挨拶があり、合同研修は終了となりました。

第6回熊本高専熊本キャンパス会場(R3)

令和3年8月28日(土)、第6回高専ハカセ塾(熊本キャンパス会場)では、受講生が夏休み行った自由研究の発表会を行いました。
受講生は、各自が自分で決めた研究テーマについて、5分間の口頭発表を行いました。ほとんどの受講生が発表時間をオーバーする熱のこもった発表となりました。
各受講生の発表に対して、熊本高専の教員および社会人メンター、学生メンターから質問や助言を行いました。

きのくにロボットフェスティバル2021・第14回全日本小中学生ロボット選手権 九州北部地区予選会 選手募集のお知らせ(募集は終了いたしました)

きのくにロボットフェスティバル2021全日本小中学生ロボット選手権九州北部地区予選会チラシ

【九州北部地区予選会 概略(チラシ)】

11月14日(日)に有明高専で全日本小中学生ロボット選手権九州北部地区予選会を開催します。
予選会に出場する選手(小学4年生~中学3年生)を募集しております。応募多数の場合は抽選となりますが、どなたでもご応募頂けます。下記要項をご確認の上、お申し込みください。
予選会での上位2名が全国大会へ出場することができます。

<全国大会について>
本年度は新型コロナウイルス感染状況が依然予断を許さない状況であるため、全国大会は、対面で行わず、各地区において競技を動画撮影し、録画データを実行委員会に提出、特別審査員が審査を行うこととなりました。

<日程>
 組立・改造講習会 
  9月25日(土)13:30~16:30
  有明高専 合同教育南棟1階合同講義室
 九州北部地区予選会
  11月14日(日)10:00~15:00
  有明高専 第一体育館
※一般参加者は両日ともご参加ください。

<実施要領>
以下の資料をご確認の上お申し込みください。
実施要項
運営上の留意事項(実施要項 別紙2)
和歌山高専きのくにロボットフェスティバル2021(外部リンク)(実施要項 別添1~3

<備考>
予選会に使用するロボットキットはこちらで用意します(無料) 。ただし、昨年度の交流会でロボットキットの配付を受けた方には今年度は新たにロボットキットの配付は行いません。
新型コロナウイルス感染拡大状況によってはオンライン開催、延期または中止になることがあります。ご了承下さい。

<申込み方法>
以下の通り、Webもしくは郵送にて9月13日(月)までに(必着)お申し込みください。なお、応募者多数の場合は抽選となります。
・Webでのお申込み
  以下のフォームからお申込みいただけます。(募集は終了いたしました)
  申込フォーム
・郵送でのお申込み
  以下の申込書をダウンロードして記入し、以下の住所へ郵送して下さい。
  〒836-8585
  福岡県大牟田市東萩尾150 有明高専 高専ハカセ塾事務局
 (ロボット選手権九州北部地区予選会申込み用紙在中と明記)
  申込書(実施要項 別紙1)

第5回熊本高専熊本キャンパス会場(R3)

令和3年7月17日(土)、熊本高専熊本キャンパスにて、第5回高専ハカセ塾を実施しました。
今回は、熊本高専八代キャンパス生産システム工学系MIグループの小田先生を講師に迎え「放射線講座」と題して、放射線について学習しました。
前半は、2人1組で簡易型霧箱を作成し、ドライアイスの上に置いて放射線の飛跡を観察しました。実際に放射線の飛跡を観察したことで、普段見えない放射線が自分たちの身の回りに存在することを実感できたようでした。
後半は、放射線の種類や作用、身の回りの放射線量など放射線についての基礎を学習し、その後実際に放射線計測器を用いて、身近にあるいろいろな物質から出る放射線量を計測しました。

第4回熊本高専熊本キャンパス会場(R3)

第4回高専ハカセ塾(熊本キャンパス会場)を実施しました(7/10)
令和3年7月10日(土)、第4回高専ハカセ塾(熊本キャンパス会場)では、受講生の自由研究の計画について発表会を行いました。
受講生は、以下の点について事前に作成した自由研究計画書をもとに、5分間の発表をしました。
1.自由研究の目的:研究をして知りたいことは何ですか?なぜ知りたいのですか?
2.予想される研究結果:件数するとどんな結果が得られると思いますか?同じような研究をした人はいますか?
3. 研究の方法:何を使いますか?どこで研究しますか?誰と研究しますか?研究が思い通りに進まないときは、どうしますか?
4.研究の期間:いつ、どのくらいの期間しますか?
5.研究結果をまとめる方法:研究結果はどのようにまとめますか?

受講生の発表に対して、熊本高専の教員および社会人メンター、学生メンターから質問や助言を行いました。

第3回熊本高専熊本キャンパス会場(R3)

令和3年6月26日(土)、熊本高専熊本キャンパスにて、第3回高専ハカセ塾「R入門」を実施しました。
第3回は、統計リテラシーの向上とデータサイエンスの基礎を学習することを目的として、統計分析用ソフトRの使い方の基礎を学習しました。統計分野では、R言語というプログラム言語が用いられており、統計計算はもちろんのこと、グラフの作成や関数の作成など幅広い活用が期待できます。

受講生たちは、まず、簡単な四則演算などの計算を通して基本的なRの使い方を学びました。次に、データをベクトルや配列として扱うことについて学び、サンプルデータをベクトルにし、ヒストグラムや散布図などのグラフによってわかりやすく表現することができました。最後に、自分たちが作成したグラフと相関係数や回帰直線といった統計に用いられる専門的な概念についての関係を学習し、データサイエンスに触れる体験をしました。

第2回熊本高専熊本キャンパス会場(R3)

令和3年6月12日(土)、熊本キャンパス会場において第2回高専ハカセ塾「ハカセについて」を実施しました。
講座前半は「イラストの観察/分析」、「ひらめき体験」を行いました。これらは、個人では考えつかなかったことが、チームになると互いの発言がヒントになり、難しい問題でも解けるという体験をしてもらうことが目的でした。注意深く観察する力、分析する力、コミュニケーションの大切さを学んでくれました。
後半は「博士に必要なスキルを考える」ワークを行いました。自分が大事だと思うスキルを5つ考え、互いが持ち寄った考えをグループワークを通して順位づけをし、その理由をグループ毎に発表しました。発表を踏まえて、自分自身がハカセ塾で成長させたいスキルをワークシートにアウトプットしました。
自分に必要なスキルを意識して、今後のハカセ塾の講座へ参加してくれることと思います。

第1回令和3年度開校式・始業式(R3)

6月5日13:00~16:30
「高専ハカセ塾」の令和3年度開校式・始業式を開催しました。
例年は有明高専・熊本高専・久留米高専合同で開校式・始業式を行っていましたが、今年度は、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、各高専・キャンパスをオンラインで中継し開催しました。地域によっては自宅からオンラインで参加した受講生もいました。
開校式・始業式では、開校宣言、有明高専・江﨑尚和校長からの挨拶、大牟田市教育委員会からの挨拶、及び受講生代表による挨拶、スタッフ紹介が行われました。その後、鹿児島高専・氷室昭三校長より「ようこそ科学技術の世界へ!」と題して特別講演を頂きました。
参加者は小学5年生から中学3年生までの受講生が有明高専会場20名、熊本高専熊本キャンパス会場24名、熊本高専八代キャンパス会場14名、久留米高専会場7名と自宅からオンライン参加19名の計84名とその保護者、そして、各会場の関係教職員とメンターでした。
「高専ハカセ塾」の活動は各会場に分かれて毎月2回程度の頻度で行い、3高専による合同研修等を行いながら、12月の成果発表会や来年2月の小・中学生ジュニア学会において受講生は研究成果を発表する予定です。