ラジオ出演

大牟田の地元ラジオ局「FMたんと」に有明高専会場の実施主担当竹内と受講生代表の溝上さんと2人で生出演しました。
コロナ禍ということもあり、スタジオ入りせずにオンラインでつなぎ、高専ハカセ塾の紹介、溝上さんの印象に残っている講座や難しかった内容の話、小・中学生ジュニア学会の告知などをしました。
受講生がラジオに出演する機会はめったにありませんので、非常に良い機会
となりました。
関係者の皆さまには大変お世話になりました。

第13回久留米高専会場(R3)

11月20日(土)、久留米高専において、「高専ハカセ塾」第13回目の講座を実施しました。
前半は、第6回目の講座で学習した内容を活かして、日本情報オリンピックジュニア大会 国際情報科学コンテスト「ビーバーチャレンジ2021」(特定非営利活動法人情報オリンピック日本委員会 主催)に参加しました。
ビーバーチャレンジは、順位をつけて競い合うことは目的とせず、コンピュータ科学とComputational Thinkingに関連した親しみやすい問題に取り組むことで、コンピュータ科学に興味をいだくきっかけとなることを目的としています。「考える力」「自分で考えるという意識」を向上させる一助になることも期待されます。
コンテストでは、学年に応じた5区分の問題が出題され、小学生(5、6年)は30分、中学生(1、2年)は40分、受講生達は最後まで集中して問題に取り組んでいました。
終了後には「この問題が難しかった」、「この問題はこう考えた」と受講生同士で盛り上がっていました。
講座の後半は各自で決めた研究テーマについて、教員やメンターに研究内容のまとめ方、必要な情報や資料の集め方などの助言を受けながら、自由研究を進めました。

きのくにロボットフェスティバル2021全日本小中学生ロボット選手権 九州北部地区予選会

11月14日 10:00~15:00「全日本小中学生ロボット選手権九州北部地区予選会」
きのくにロボットフェスティバル2021全日本小中学生ロボット選手権九州北部地区予選会を有明高専第一体育館にて開催しました。
各会場の高専ハカセ塾受講生に加えて一般の参加希望者も参加しました。参加者は小学生の部17名、中学生の部16名で、予選から決勝に進んだのは小学生10名、中学生8名でした。
昨年度の交流会からさらに工夫を重ねて作られたロボットもあり、昨年度よりもレベルが高く、予選会は大いに盛り上がりました。 (上位入賞者はこちら)
全国大会はコロナウイルス感染拡大防止のため動画審査にて行われます。九州北部地区予選会の小学生の部、中学生の部各上位2名は、本予選会の決勝を録画した「競技判定用動画」とアピール用の「特別賞審査用動画」で全国大会に出場します。

サイエンスカンファレンス2021

JST主催の「サイエンスカンファレンス2021」が11月6日~7日にオンラインで開催されました。これは全国のジュニアドクター育成塾の第二段階の受講生が集まり、地域や専門分野を超えて交流・啓発し合い、さらなるステップアップを目指すことを目的として毎年開催されているものです。初日は非公開の研究発表審査会、2日目はサイエンスアゴラの公開イベントとして参加者同士の交流会等がありました。高専ハカセ塾からは有明高専会場の今田さんと久留米高専会場の塩見さんの2名が参加・登壇し、取り組んでいる研究の魅力や成果等を皆さんに伝えることができました。審査結果の上位者にのみ与えられる「分野賞」を2名とも受賞することができ、充実した2日間となりました。

第12回久留米高専会場(R3)

11月6日(土)、久留米高専において、「高専ハカセ塾」第12回目の講座を実施しました。
今回は、12月18日の成果発表会に向けて、図書館内の総合情報センター 演習室で自由研究のポイント、研究テーマ決めの動機や研究の方法について、あらためて学習しました。
これまでの多様経験型プログラムでは、様々な実験や、製作、体験を通して自分の興味があるテーマを見つけるきっかけとなりました。本日の講座は、これから本格的に研究を進めていく準備を整えるための1日となったようです。
すでに、自分の研究テーマを決めている受講生は、研究を進める中で新たにでてきた課題の解決方法や研究成果のまとめ方などを担当教員や学生メンター、社会人メンターに相談しながら、作業を進めました。
受講生それぞれの研究の成果がどのように発表されるのか、発表会が今からとても楽しみです。

第11回久留米高専会場(R3)

10月30日(土)に久留米高専において、第一段階の受講生に対しては「多様経験型プログラム」が、第二段階の受講生には「自主プロジェクト型プログラム」がそれぞれ実施されました。
「多様経験型プログラム」では、材料システム工学科の教職員を講師に迎え、“金属を溶かして固める!!おもしろ『鋳造』体験!!”と題して、鋳造についての講義や消失鋳型法(フルモールド法)による鋳造体験が行われました。
最初に、鋳造の歴史や方法、用途などについて学習しました。金属を溶かして固めてできた鋳物がクルマや家電製品の部品、道路で見かけるマンホールの蓋などに使用されていることや、奈良の大仏様が世界最大の鋳物であることなど、受講生にとっては初耳なだけに、メモを取りながら熱心に聞いていました。
鋳造体験では、まず、作りたい形をイメージしてから発泡スチロールを加工し、それを砂に埋めて砂型を作りました。砂型がきちんとできていないと、それまでの作業が水泡に帰すことになりますので、受講生は教職員や学生メンターに手伝ってもらいながら、丁寧に作業を進めました。800度ぐらいに加熱され、水のような液体となったアルミニウムが砂型に注ぎ込まれると、発泡スチロールは溶かされ、アルミニウムに置き換わっていきます。そして、冷えて固まると、発泡スチロールで作った形がアルミニウムで再現されました。受講生は、普段では体験できない“鋳物作り”を通して、「ものづくり」への関心が一段と高まったようです。
一方、「自主プロジェクト型プログラム」では、第二段階の受講生が、前回に引き続いて研究発表のデータを検索していました。今年度の研究テーマに早速取り組む子も見受けられました。

第10回久留米高専会場(R3)

10月23日(土)、久留米高専において、「高専ハカセ塾」第10回目の講座を実施しました。
今回は、第一段階の受講生は多様経験型プログラムを、第二段階の受講生は自主プロジェクト型プログラムを実施しました。
多様経験型プログラムでは、電気電子工学科の教員を講師に迎え、「手作りラジオで電波を受信してみよう」と題して、身の回りの電波について学習し、ラジオを製作しました。
電波についての学習では、例えば(AM/FM)ラジオ放送の電波の届き方の違いなど、身の回りで使われている製品と電波の役割について、学習しました。教員からの問いかけにも受講生達は皆、積極的に答えていました。
はんだごてを使う時は細心の注意をはらい、はんだづけの際は保護メガネを使用するなど、練習をしっかり行った後、抵抗やコンデンサ等の電子部品の役割をひとつひとつ確認しながら基板上ではんだ付けし、ラジオの電子回路を作成しました。細かい作業が多く苦戦する受講生もいましたが、教員や学生メンターのサポートをうけながら全員が完成させ、電波を受信することができました。
最後に動作チェックをして、ラジオ放送が流れてきた時は、とても嬉しそうな様子で、大きな音量で聞いていました。
自主プロジェクト型プログラムでは、第二段階の受講生が、自分の研究テーマに必要なデータを検索して集め、まとめていきました。

大牟田のSDGs展へ出展

イオンモール大牟田の2階特設会場にて、大牟田青年会議所主催の地域活性プロジェクト「CIRCLE FOR SDGs ~SDGsの輪を広めよう~」が開催されています。
有明高専からもブースを出し、SDGsの目標No.4「質の高い教育をみんなに」を掲げて高専ハカセ塾の取組についてパネル展示させて頂いております。有明高専からは他にも国際交流の取り組み、ICLabによる人材育成、炭鉱技術に関連する取り組みなどの展示もしています。
他の機関による展示も多数あります。ぜひ会場までお越し頂ければと思います。

【開催期間】10月12日(火)~10月22日(金)
【開催会場】イオンモール大牟田2階 西松屋横特設会場
【開催時間】11:00~17:00

第9回久留米高専会場(R3)

10月2日(土)、久留米高専において、「高専ハカセ塾」第9回目の講座を実施しました。
今回は、生物応用化学科の教員を講師に迎え、「色と光の化学」と題して、色と光の性質についての2つの実験を行いました。
前半は、色素の合成実験を行い、2種類の試薬を混ぜ合わせ、加熱して化合物を作り、物質の構造のわずかな違いにより発色が変わることを確認しました。
後半は、化合物の発光実験を行いました。科学捜査で使われている「ルミノール反応」により文字を浮かび上がらせる実験で、犯人に消されてしまったダイイングメッセージを1人3文字ずつ、解読しました。受講生同士、意見を出し合いながら協力し、犯人特定に結び付けることが出来て、大変盛り上がりました。
色と光の性質を学ぶとともに、化学や生物学が、科学捜査の分野で自分達の安心安全な生活に活かされていることを実感したようです。

文部科学省「情報ひろば」出展

文部科学省内には誰でも閲覧できる「情報ひろば」というコーナーがあります。
現在開催中の企画展示では“九州発!次世代傑出人財育成事業「高専ハカセ塾」の取組”と題しまして、有明高専・熊本高専・久留米高専の3高専4キャンパスで共同実施している高専ハカセ塾の取り組みを紹介しています。
なお、「高専ハカセ塾」はJSTによるジュニアドクター育成塾事業の採択事業であり、平成30度より継続して実施しています。

【展示期間・時間】
 令和3年10月1日(金)~令和3年11月5日(金)
 平日10:00~18:00(入館は17:30まで)

【場所】
文部科学省 情報ひろば 3階展示室
(〒100-8959 東京都千代田区霞が関3-2-2)

【主な展示物】
〇映像
・高専ハカセ塾合同研修課題「2020高専ハカセ塾deボールつなぎ」
・有明高専紹介動画
〇パネル
・高専ハカセ塾の活動の様子
・有明高専の紹介
・熊本高専の紹介
・久留米高専の紹介

【参考】
文部科学省「情報ひろば」ホームページ
https://www.mext.go.jp/joho-hiroba/