ロボット組立・改造講習会(R3)

9月25日 13:30~16:30「ロボット組立・改造講習会」
11月14日に開催予定の「全日本小中学生ロボット選手権九州北部地区予選会」に向けて、各会場の高専ハカセ塾受講生および一般の参加希望者が集まりました。
有明高専創造工学科メカニクスコースの坪根先生から競技ルールや改造について説明があり、皆さん集中して組立や改造に取り組んでいました。
実際に大会で使用される競技フィールドで試走などを行い、各自課題が見えたようです。思い通りに動くロボットが完成することを期待しています。

第8回久留米高専会場(R3)

9月18日(土)、久留米高専において、「高専ハカセ塾」第8回目の講座を実施しました。
今回は、機械工学科の教員を講師に迎え、「きのくにロボットフェスティバル ルール説明およびキット作製」と題して、「きのくにロボットフェスティバル2021 全日本小中学生ロボット選手権」で使用されるロボットキットを用い、ロボット製作を行いました。
競技ルールの説明や改造について説明を受けた後、学生メンターの指導や助言を受けながらロボットを作製し、ロボットを実際に動かして、動きの調整をしたり、部品を追加して改造したりしました。動かしながら次第にアイデアがでてくる様子で、受講生は試行錯誤を重ねていました。一人ひとり、工夫を凝らしたロボットができたようです。
久しぶりの対面講座で、受講生全員ではありませんでしたが、久しぶりに元気な様子を見ることが出来ました。
また、今回は希望者には、オンライン講座も同時進行で行いました。

3高専4会場合同研修(R3)

9月4日(土)13:30~16:00「3高専4会場合同研修」
本年度の合同研修は、昨年度に続き、各会場をオンラインでつないで行いました。新型コロナウイルス感染拡大に伴い、自宅から参加する受講生もいました。
初めに久留米高専 本庄春雄校長より開会の挨拶がありました。次に、事前課題として受講生が取り組んだ「マシュマロチャレンジ」のまとめ動画を視聴しました。各自、工夫を凝らしたパスタのタワーは大変興味深く、受講生へのインタビューでは「トラス構造」や「ハイパーボリック構造」という言葉も出てきました。今までの世界記録99cmを超えるタワーを創った受講生も3名おり、高さのある作品や工夫された作品に対して表彰を行いました。
特別講演では「久留米からくり振興会」にご協力頂き、からくりに関する講演と実演をしていただきました。久留米の発明家、田中久重の作ったからくり人形「茶運び人形」、「弓曳童子」、「文字書き人形」の他、多数の作品を紹介して頂きました。からくり人形は単なるおもちゃではなく、この技術が生活に結びつき、近代技術の基礎につながっているとの解説がありました。講演の最後には活発な質疑応答が行われました。
最後に、久留米高専 中武靖仁先生による挨拶があり、合同研修は終了となりました。

第6回久留米高専会場(R3)

8月28日(土)、久留米高専において、「高専ハカセ塾」第6回目の講座を実施しました。
今回は、新型コロナウィルス感染症拡大による緊急事態宣言発令中により、オンラインでの講座を実施しました。制御情報工学科の教員を講師に迎え、「ビーバーチャレンジによる情報科学入門」と題して情報科学について学習しました。
前半は、情報科学に関する「ビーバーチャレンジ」の問題に取り組みました。
受講生は、オンライン上に表示された過去の問題にチャレンジしました。教員がついていけないほど、次々に問題を解いていく受講生もいました。クイズ形式で出題される情報科学の問題に取り組むことで、プログラミングや論理的思考への興味を深めているようでした。
後半は、人の動きを正確に取り込み3次元データとしてコンピュータ内で表現する、モーションキャプチャーについての解説がありました。解説の後、オンラインにてモーションキャプチャーの体験を行いました。自分の骨格が検出される様子や自分の動きに沿ってキャラクターが動く様子を体験し、最新の画像処理技術を実感する良い機会になったようでした。
最後に教員への質疑応答を行いました。受講生からは、「どうやって肘の位置などを検出しているのですか?」などの質問があがりました。
オンラインでの実施ながら、多くの体験や双方向性のある講義が行われ、受講生もオンラインの大きな可能性を感じることができたのではないでしょうか。

●ビーバーチャレンジ(コンテスト)とは、情報オリンピック日本委員会が初等・中等教育段階の児童・生徒を対象として開催しているコンテストです。

きのくにロボットフェスティバル2021・第14回全日本小中学生ロボット選手権 九州北部地区予選会 選手募集のお知らせ(募集は終了いたしました)

きのくにロボットフェスティバル2021全日本小中学生ロボット選手権九州北部地区予選会チラシ

【九州北部地区予選会 概略(チラシ)】

11月14日(日)に有明高専で全日本小中学生ロボット選手権九州北部地区予選会を開催します。
予選会に出場する選手(小学4年生~中学3年生)を募集しております。応募多数の場合は抽選となりますが、どなたでもご応募頂けます。下記要項をご確認の上、お申し込みください。
予選会での上位2名が全国大会へ出場することができます。

<全国大会について>
本年度は新型コロナウイルス感染状況が依然予断を許さない状況であるため、全国大会は、対面で行わず、各地区において競技を動画撮影し、録画データを実行委員会に提出、特別審査員が審査を行うこととなりました。

<日程>
 組立・改造講習会 
  9月25日(土)13:30~16:30
  有明高専 合同教育南棟1階合同講義室
 九州北部地区予選会
  11月14日(日)10:00~15:00
  有明高専 第一体育館
※一般参加者は両日ともご参加ください。

<実施要領>
以下の資料をご確認の上お申し込みください。
実施要項
運営上の留意事項(実施要項 別紙2)
和歌山高専きのくにロボットフェスティバル2021(外部リンク)(実施要項 別添1~3

<備考>
予選会に使用するロボットキットはこちらで用意します(無料) 。ただし、昨年度の交流会でロボットキットの配付を受けた方には今年度は新たにロボットキットの配付は行いません。
新型コロナウイルス感染拡大状況によってはオンライン開催、延期または中止になることがあります。ご了承下さい。

<申込み方法>
以下の通り、Webもしくは郵送にて9月13日(月)までに(必着)お申し込みください。なお、応募者多数の場合は抽選となります。
・Webでのお申込み
  以下のフォームからお申込みいただけます。(募集は終了いたしました)
  申込フォーム
・郵送でのお申込み
  以下の申込書をダウンロードして記入し、以下の住所へ郵送して下さい。
  〒836-8585
  福岡県大牟田市東萩尾150 有明高専 高専ハカセ塾事務局
 (ロボット選手権九州北部地区予選会申込み用紙在中と明記)
  申込書(実施要項 別紙1)

第4回久留米高専会場(R3)

7月24日(土)、久留米高専において、「高専ハカセ塾」第4回目の講座を実施しました。
今回は、自主プロジェクト型プログラムとして、自由研究の進め方についてオリエンテーションを実施しました。
研究ノートの使い方について、教員が実際に使用したノートを参考にしながら、鉛筆ではなくボールペンの使用(改ざんの可能性をなくすため)など、基本的な注意点などが説明されました。
また、教員、社会人メンター、学生メンターを交えたグループディスカッションでは、研究の進め方や、テーマ選定について4つのグループに分かれ、意見交換をしました。教員達が時間ごとにすべてのグループに参加して、活発な質問や意見が飛び交っていました。研究テーマの実現方法について尋ねたりしながら、受講生達それぞれ目を輝かせて、好奇心旺盛な様子が見られ、時間終了してもなお、学生メンターとの話が続いていました。
その後、パソコンの利用方法について説明があり、Google Scholar(学術情報の検索)などを使用して、興味があるワードを検索したり、図書館の資料を使って情報を収集する方法を学びました。

第3回久留米高専会場(R3)

7月17日(土)、久留米高専において、「高専ハカセ塾」第3回目の講座を実施しました。
今回は、連携講座として、高専ハカセ塾 熊本高専会場の教員を講師に迎え、「トイドローンを用いたプログラミング体験」と題した学習を行いました。
前半は、パソコン操作の基礎知識の確認や、トイドローンの飛行原理と、プログラミングの基本、必要な装置・技術、方法等を学び、Scratchで簡単なプログラミングに取り組みました。
後半は、トイドローンを操縦するプログラミング課題に挑戦し、実際にトイドローンを飛行させました。まずは、床に置いてから机の高さくらいまで、飛ばしてみる練習をしました。初めて挑戦しましたが、回転、360度フリップ、前後左右、上下の移動をしながら、すぐに上手に飛ばすことが出来て、受講生達も夢中になって操作していました。使用していたドローンは、実際は30メートル近くまで上昇可能だそうです。
操作の基本を学んだあとは、講座の会場に設置されたコースを使って、飛行させていました。
開校式後の最初の対面講座で、受講生達も緊張があったかと思いますが、熊本高専の学生メンターに色々手助けされながら、他の受講生達とも談笑する様子が見られ、最後は集合写真で皆、楽しそうな顔が並んでいました。

第2回久留米高専会場(R3)

6月19日(土)、久留米高専において、「高専ハカセ塾」第2回目の講座を実施しました。
今回は、新型コロナウィルス感染症拡大による緊急事態措置の延長にともない、開校式に引き続き、オンラインでの講座を実施しました。
講座では、オリエンテーションの後、第二段階受講生による研究紹介を行いました。質疑応答では、新規受講生達から、研究に対する質問がたくさんありました。教員や学生メンターが感心するような質問や回答が飛び交い、大いに盛り上がりました。
続いて、本校教員、社会人メンターによる研究紹介を行いました。活発な受講生達に負けないようにと、ついつい研究紹介にも熱が入り、そのあとのスケジュールが変更となりましたが、まだ自分の研究テーマを模索している受講生達が、12月の成果発表会に向けて、どんな分野に興味を持ち、自分で選んだ研究テーマをどうまとめていくのか、本日の研究紹介は、受講生達にとって、大変意義のある時間となったようです。

第1回令和3年度開校式・始業式(R3)

6月5日13:00~16:30
「高専ハカセ塾」の令和3年度開校式・始業式を開催しました。
例年は有明高専・熊本高専・久留米高専合同で開校式・始業式を行っていましたが、今年度は、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、各高専・キャンパスをオンラインで中継し開催しました。地域によっては自宅からオンラインで参加した受講生もいました。
開校式・始業式では、開校宣言、有明高専・江﨑尚和校長からの挨拶、大牟田市教育委員会からの挨拶、及び受講生代表による挨拶、スタッフ紹介が行われました。その後、鹿児島高専・氷室昭三校長より「ようこそ科学技術の世界へ!」と題して特別講演を頂きました。
参加者は小学5年生から中学3年生までの受講生が有明高専会場20名、熊本高専熊本キャンパス会場24名、熊本高専八代キャンパス会場14名、久留米高専会場7名と自宅からオンライン参加19名の計84名とその保護者、そして、各会場の関係教職員とメンターでした。
「高専ハカセ塾」の活動は各会場に分かれて毎月2回程度の頻度で行い、3高専による合同研修等を行いながら、12月の成果発表会や来年2月の小・中学生ジュニア学会において受講生は研究成果を発表する予定です。