第4回久留米高専会場(R1)

7月6日(土)、久留米高専において、「高専ハカセ塾」第4回目の授業を開催しました。

今回は、12月に和歌山県で開催予定の「きのくにロボットフェスティバル2019 日本小中学生ロボット選手権」で使用されるロボットキットを用い、ロボット製作を行いました。

学生メンター(久留米高専学生)の指導や助言を受けながらロボットを製作した後は、作ったロボットを実際に動かして、動きの調整をしたり、部品を追加して改造したりしました。動かしながら次第にアイデアがでてくる様子で、受講生は試行錯誤を重ねていました。一人ひとり、工夫を凝らしたロボットができたようです。

先生による講義
学生メンター(高専生)に助言をもらいながらロボット制
学生メンター(高専生)に助言をもらいながらロボット制作
作ったロボットを動かして、更に改良
作ったロボットを動かして、更に改良

第3回久留米高専会場(R1)

6月29日(土)、久留米高専において、「高専ハカセ塾」第3回目の授業を開催しました。

 今回から本格的な授業の始まりです。

 本校一般科目(理科系)の特任教授により、「重心コマを回そう」のタイトルで授業が行われました。
コマになる17枚の図形と軸が用意されており、“図形の重心に軸を刺して回す”という内容でした。

 まず、重心の見つけ方の基本を教えてもらい、受講生はその基本をもとに、実験ノートに計算式を書いて答え(重心)を導き出していきます。最初は簡単な図形から徐々に複雑な図形にチャレンジしていきました。形によってx軸とy軸の複雑な計算が必要なものもありました。

 きれいに回ると、コマからヒュンヒュンと心地良い音が鳴ります。さらに、コマに色とりどりの線を描くときれいな模様が浮かび上がり、受講生は楽しみながら数学の面白さを学びました。

基本を学ぶ
考える
話し合う

回してみる

 

第2回久留米高専会場(R1)

6月22日(土)、久留米高専において、「高専ハカセ塾」第2回目の授業を開催しました。

教員・社会人メンター・受講生の自己紹介の後、第二段階の受講生(※)4名による昨年度の研究成果発表が行われました。

オリエンテーションでは、研究ノートをつける上での注意点や、高専ハカセ塾での研究の進め方についての説明があり、受講生は真剣な表情で先生の話を聞いていました。

さらに、社会人メンターの岩本先生から、ご自身のエピソードを交えて造船の研究について楽しく分かりやすい講義をいただきました。

また、授業の合間に、この日久留米高専で実施されていた献血の様子を見学に行き、献血のしくみや必要性について担当者から説明を受けました。“献血”を初めて知る受講生が多く、外に出たことで緊張がほぐれ受講生同士仲良くなる機会にもなったようです。

 

第2段階の受講生による研究成果発表
第2段階の受講生による研究成果発表
第2段階の受講生による研究成果発表

第2段階の受講生による研究成果発表

献血カーの見学

献血カーの見学

岩本先生による講義

岩本先生による講義

第1回 高専ハカセ塾開校式・始業式(R1)

6月8日(土)13:00~15:15、次世代の科学技術を担う傑出人財を発掘・育成するプログラム「高専ハカセ塾」の開校式・始業式が有明高専において開催され、有明高専、熊本高専熊本キャンパス・八代キャンパス、久留米高専の各会場の受講生(小学5年~中学3年生)とそのご家族、大牟田市教育委員会などの関係者の計160名が出席しました。
開校式・始業式では、有明高専の江崎校長からの挨拶、大牟田市教育委員会の福永指導主事、受講生2名による挨拶、各高専のスタッフ紹介等がありました。その後、(株)しくみデザイン・中村俊介氏による特別講演会「楽しい“仕組み”の作り方」が行われ、活発な質疑応答がありました。
今後は各会場に分かれて活動しながら、一泊研修や成果発表会などの3高専4キャンパスによる交流イベントも実施していく予定です。2年目の高専ハカセ塾の活躍もご期待ください!

高専ハカセ塾開校式・始業式 校長挨拶
高専ハカセ塾開校式・始業式 受講生代表挨拶
高専ハカセ塾開校式・始業式 スタッフ紹介
高専ハカセ塾開校式・始業式 受講生集合写真
高専ハカセ塾開校式・始業式 特別講演会
高専ハカセ塾開校式・始業式 特別講演会における質疑

H31年度新規受講生募集のご案内

JSTジュニアドクター育成塾「高専ハカセ塾」の新規受講生(2期生)を募集します。

以下のチラシや募集要項をご確認の上、締切厳守でお申し込みください。
なお、有明高専にて事前体験説明会を実施します。どのようなことをするのか知りたい、体験してみたい 、申込用紙の書き方が分からない等々、受講を考えている方でご都合がつきましたらぜひご参加ください。

【募集について】
チラシ(PDF)
開催要項(PDF)
申込用紙(PDF)
・申込期間:令和元年5/7(火)~5/14(火)17時必着

【体験説明会について】
・開催日時:4/27(土)・5/11(土)両日とも13:30~15:30
・場所:有明高専一般教育北棟一階物理実験室
・内容:高専ハカセ塾の概要説明、講座体験、申込用紙の書き方(一緒に書きましょう)
・申込方法:各開催日の3日前までにお子様の氏名、学年、連絡先を以下のフォームよりご連絡ください。
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdH4bsAOJsek58lFV5xhQKCgy-pWFKRHvOEJKJ-nOwwlOreDg/viewform?usp=sf_link
・その他:ご家族や友人の見学も可。上記日程はいずれも同じ内容で行います。

第1回小・中学生ジュニア学会開催(H30)

3月2日(土)の午後、JSTジュニアドクター育成塾事業「高専ハカセ塾」の合同成果報告会として、また広く地域の科学・技術好きの小・中学生の交流の場として、有明高専・熊本高専・久留米高専主催でイオンホモール大牟田イオンホールにて「第1回小・中学生ジュニア学会」を開催しました。
開会式では実施機関代表・高橋有明高専校長による挨拶と実施主担当・竹内による開催趣旨説明がありました。第一部は22件の研究ポスター発表で、前半と後半のコアタイムにそれぞれ奇数番号と偶数番号の発表者が自分の取り組みを発表しました。第二部はパネルディスカッションとして、「ワクワクする学校とは?」をテーマに、(株)ビッグトゥリー取締役の森朋香氏をコーディネーターに迎え、5名のパネリスト(4名の小・中学生+1名の高専生)が、時に会場の聴講者も参加しながらディスカッションしました。閉会式ではポスター発表の表彰を行ったのち、熊本高専教務主事・清田教授による講評を持って閉会としました。
会場には小・中学生、保護者、報道、一般、関係スタッフなど、合計150名ほどの来場者があり、非常に活気がありました。ご来場ありがとうございました。

小・中学生ジュニア学会のご案内(H30)

3月2日(土)の午後、イオンモール大牟田において、JSTジュニアドクター育成塾「高専ハカセ塾」 H30年度 成果報告会「第1回小・中学生ジュニア学会」を開催します。

成果発表会はポスター発表形式で実施し、 高専ハカセ塾の受講生以外の方も発表・聴講が可能です。 同世代の児童・生徒や高専の研究者と議論することで研究のヒントがきっと得られることでしょう。以下のチラシおよび開催要項をご確認いただき、ハカセへの第一歩を踏み出してみませんか?

発表申込の締切は2/20(水)17時(必着)です。

・チラシ(PDF)
・開催要項(PDF)
・発表申込WEBフォーム
 https://goo.gl/forms/8YCVSguudym9743u2
※発表申込用紙(WORDPDF)に記入して郵送やFAXでも申し込み可

第1回小・中学生ジュニア学会のチラシ(表面)
第1回小・中学生ジュニア学会のチラシ(裏面)

第14回 久留米高専会場(H30)

12月25日(火)久留米高専において、高専ハカセ塾第14回目の授業を開催しました。

第14回は最後の授業ということで、これまでの集大成として、成果発表会が行われました。受講生は、自分で選んだ研究テーマを、パワーポイントや模造紙などにまとめ、ひとりずつ発表していきました。

地震や火山、災害などの自然科学に関する内容や、色覚多様性、服薬支援などの医学や医療に関する内容、磁力やロボット、エネルギーやプログラミングに関する内容などについて仮説と検証を行い、調査した結果をまとめた資料の質もさることながら、堂々としたプレゼンテーションは迫力満点でした。

成果発表会後の閉会式では、久留米高専の三川校長から、受講生一人ひとりに修了証書が授与されました。
今回の発表会は、受講生それぞれの未来に大きな期待を感じずにはいられないような素晴らしい内容でした。
なお、今回の成果発表を踏まえて、来年度のハカセ塾第2期メンバーが選抜されます。

演台でプレゼンテーション
実際に実験道具を使っての発表
修了証書授与