第11回有明高専会場(R4)

10月22日(土)8:30~17:40「島原半島バスツアー(火山学習)」
今回の講座はバスとフェリーを使って、島原半島に行きました。
島原半島は雲仙岳とよばれる山々があり、現在も火山活動が続いています。1990年から1995年の火山活動では平成新山ができ、雲仙岳で一番高い山となりました。また、その際には大規模火砕流が発生し、大きな被害がでました。
バスツアーでは、火山を専門とする学芸員の長井様にご同行頂き、適宜解説をして頂きました。雲仙岳災害記念館(がまだすドーム)では雲仙の噴火や火砕流・土石流などについて学習、平成新山ネイチャーセンターでは平成新山の近くまで行き、火山灰の地層や火山から出てきた鉱物を含む石「デイサイト」、自然の再生の様子などを観察しました。
天候にも恵まれ、自然の中でのびのびと学習することができました。

第11回熊本高専熊本キャンパス会場(R4)

令和4年10月8日(土)、熊本高専熊本キャンパスにて、電子情報システム工学系AEグループの島川教授を講師として第11回高専ハカセ塾(熊本キャンパス会場)「組込みシステム製作体験 ~ラズベリーパイPicoを使って人感センサーライトを作ってみよう~」を実施しました。
私たちの身の回りにある電化製品にはマイコンが内蔵されていて、プログラムによって制御されていること学んだあと、組込みシステムの一例として人感センサーライトの製作を行いました。プリント基板に部品を取り付けるのですが、受講者のほとんどがハンダ付けをするのが初めてということもあってかなり苦戦したようです。それでも徐々に慣れてきて、全員がハンダ付けを終わらせることができました。
ハードウェアが完成したら、次はソフトウェアの制作です。計画ではPython言語でプログラムを作成してもらう予定でしたが、時間が足りなかったため宿題となってしまいました。
受講者は自分の作品を持ち帰って、各自それぞれで動作の確認をしてもらいます。

きのくにロボットフェスティバル2022    全日本小中学生ロボット選手権 九州北部地区 組立・改造講習会

10月15日(土)13:30~16:30「ロボット組立・改造講習会」
11月12日に開催予定の「全日本小中学生ロボット選手権九州北部地区予選会」に向けて、各会場の高専ハカセ塾受講生および一般の参加希望者が集まりました。
有明高専創造工学科メカニクスコースの坪根先生から競技ルールや改造について説明していただいた後、組立や改造に取り組みました。
組立がうまくいかずスタッフに相談する人や、すでにロボットを改造し、実際に大会で使用される競技フィールドで試走する人がいました。大会までには思い通りに動くロボットが完成することを期待しています。

第13回熊本高専八代キャンパス会場(R4)

令和4年10月8日(土)、熊本高専八代キャンパス会場にて開催された第13回高専ハカセ塾では、「魚とエビの解剖と自由研究」を実施しました。
前半の講座の講義及び実習の指導は、生産システム工学系BCグループの吉永准教授が担当しました。まず、タイやボラなどのいろいろな魚の外観を観察し、各自で解剖を行いました。解剖を行いながらえらや内臓の様子を詳しく観察しました。また、異なる種類の魚を解剖しているグループの解剖も観察して、魚の食性によってえらや内臓の構造が異なることも学習しました。次にエビの解剖に移り、足のはえ方やかたい殻の様子を観察した後に、頭部からはさみを入れて各自で解剖を行いました。エビの解剖は、細かい作業があり受講生にとっては難しそうでしたが、心臓や胃なども取り出すことができました。最後に、解剖してわかった魚とエビの違いについてまとめて講座を終わりました。
後半は、受講生が各自で行う自由研究を実施しました。各担当スタッフに分かれて、学生メンターのアドバイスも受けながら、各自の研究を進めました。

第10回熊本高専熊本キャンパス会場(R4)

令和4年10月1日(土)、熊本高専熊本キャンパスにて、電子情報システム工学系HIグループの神﨑雄一郎准教授を講師として、第10回高専ハカセ塾(熊本キャンパス会場)「Webの仕組みを学ぼう!HTMLとCSSによるWebページ作成講座」を実施しました。
前半は、Webの仕組みやHTMLとCSSの役割などについて講師から解説が行われた後、簡単な自己紹介のWebページを作成する演習が行われました。受講生はHTMLによってページの内容を記述し、CSSによってページの外観(文字や線の色・サイズなど)を調整するというWebページ作成の流れを体験しました。
後半は、自分の学校や好きな観光地について紹介するWebページを作成する演習を行いました。この演習で受講生は、画像、他のページへのリンク、Googleの地図などを含んだWebページの作成にチャレンジしました。最後に、各受講生の作品を講師が紹介する時間が持たれました。
HTMLなどのソースコードを打ち込む地道な作業が中心となりましたが、受講生は作成したソースコードがWebページとして表示されることを楽しんでいる様子で、時間いっぱい一生懸命取り組んでいました。

第9回有明高専会場(R4)

10月1日(土)13:30~16:00「たまご落としチャレンジ」
謎の工学博士 チキン先生(有明高専 創造工学科メカニクスコース)の指導のもと、たまご落としチャレンジを行いました。
受講生は事前にB4ケント紙1枚と木工用ボンドのみを使用してたまごのプロテクターを作製しました。講座の前半では、まずプロテクターとたまごのそれぞれの質量をはかり、その後、渡り廊下3階(高さ約10m)からたまごを入れたプロテクターを1つずつ落としました。4名は見事たまごを守ることができました。また、講座の後半ではプロテクターの空気抵抗を大きくし、落下速度を小さくする方法や、プロテクターが落ちていく間にバランスを保つための工夫を教えて頂きました。

第10回久留米高専会場(R4)

10月1日(土)、久留米高専において、「高専ハカセ塾」第10回目の講座を開催しました。
今回は、12月17日の成果発表会に向けて、図書館内の総合情報センター 演習室で自由研究のポイント、研究テーマ決めの動機や研究の方法について、あらためて学習しました。
これまでの多様経験型プログラムでは、様々な実験や、製作、体験を通して自分の興味があるテーマを見つけるきっかけとなりました。本日の講座は、これから本格的に研究を進めていく準備を整えるための1日となったようです。
まだ研究テーマを模索している受講生は、本校図書館を利用して資料を探したり、パソコンを活用し興味のある分野を検索したりしながら、研究の動機や方法について、仮説を立てながらまとめていきました。
すでに、自分の研究テーマを決めている受講生は、研究を進める中で新たにでてきた課題の解決方法や研究成果のまとめ方などを担当教員や学生メンター、社会人メンターに相談しながら、作業を進めました。
受講生それぞれの研究の成果がどのように発表されるのか、発表会が今からとても楽しみです。

第12回熊本高専八代キャンパス会場(R4)

令和4年9月24日(土)、熊本高専八代キャンパス会場にて開催された第12回高専ハカセ塾では、「ロボットの組み立てと自由研究」を実施しました。
今回は、11月12日(土)に有明高専で実施される「全日本小中学生ロボット選手権九州北部地区予選会」に向けて、ロボットの組み立てと競技の練習を行いました。小学生部門のロボットは、組立から競技練習まで行うことができました。中学生部門のロボットは組み立てに時間がかかり、時間内の競技練習はできませんでした。
練習用の競技フィールドは学生メンターが作成し、いつでも練習できるように準備しました。参加する受講生には、これから予選会に向けて、空いた時間を利用して競技練習を行ってもらいます。
一方、ロボット選手権に参加しない受講生は、各自の自由研究を実施しました。オリジナルの実験器具で実験を行う受講生もいて、スタッフのアドバイスを受けながら、着実に研究を進めています。

第9回久留米高専会場(R4)

9月17日(土)、久留米高専において、「高専ハカセ塾」第9回目の講座を開催しました。
今回は、生物応用化学科の教員を講師に迎え、「色と光の化学」と題して、色と光の性質についての2つの実験を行いました。
前半は、色素の合成実験を行い、2種類の試薬を混ぜ合わせ、加熱して化合物を作り、物質の構造のわずかな違いにより発色が変わることを確認しました。
後半は、化合物の発光実験を行いました。科学捜査で使われている「ルミノール反応」により文字を浮かび上がらせる実験で、犯人に消されてしまったダイイングメッセージを想定し、1人1文字ずつ解読しました。受講生同士、意見を出し合いながら協力し、犯人特定に結び付けることが出来て、大変盛り上がりました。
色と光の性質を学ぶとともに、化学や生物学が、科学捜査の分野で自分達の安心安全な生活に活かされていることを実感したようです。

第9回熊本高専熊本キャンパス会場(R4)

令和4年9月17(土)、熊本高専熊本キャンパスにて、拠点化プロジェクト系の葉山教授を講師として、第9回高専ハカセ塾(熊本キャンパス会場)「ロボトレースカー講座」を実施しました。
ロボトレース競技のルール、ロボトレーサーの動作原理を学んだ後、Arduinoのプログラミング処理を学び、ロボトレース競技の練習コースでライントレースロボットの試走を行いました。コースアウトしたり、ゴールで停止しなかったりとなかなか思うように走行せず、受講生はプログラムを何度も調整しました。コースを完走できるように調整が出来たら、タイムを計測してスピードアップを目指しました。
受講生たちは時間ギリギリまで何度もチャレンジし、熱心に取り組んでいました。