第4回熊本高専八代キャンパス会場(R1)

7月20日(土)開催の第4回高専ハカセ塾八代キャンパス会場では、「液状化の実験」を実施しました。
講義及び実験の指導は、生産システム工学系ACグループの脇中先生と研究室のメンバーが担当しました。まず、土の性質を知るために、2種類の土を用いて、最強の泥だんご作りを行いました。受講生は、各自で水や土の量を調整し、様々な硬さの泥だんごを作りました。次に、洗面器に土とピンポン玉を入れて、液状化の実験を行い、液状化の仕組みを学習しました。最後は、家庭でも液状化の学習ができるように、ペットボトルを利用した液状化の教材を作りました。
実験講座後には、2名の社会人メンターの指導の下、課題研究のテーマの絞り込みや実施方法についての指導を行いました。さらに、分野ごとのテーマ例の紹介やテーマの決まっていない受講生に対する個別相談なども行いました。

講座風景 講師の説明を受ける受講生
泥だんごを作る受講生
泥を調整する受講生
講座風景 社会人メンターと相談する受講生

第5回有明高専会場(R1)

7月20日13:30~16:30「プログラミングロボット」

パソコン上のソフトでプログラムを作って車型のロボットを動かしました。

講師から出題されるロボットの動作が複雑になると、ロボットが思うように動いてくれず、受講生はプログラムを修正しながら、ロボットの動作を確認する作業に根気強く取り組んでいました。

また、自主プロジェクト型プログラム(自由研究)の内容について個別に支援教員と話し合い、テーマを決めていきました。

ロボットプログラミングを説明する講師
ロボットを動かそうとする受講生とメンター
ロボットをラインに沿って走らせる様子
自由研究について話し合う様子

第5回熊本高専熊本キャンパス会場(R1)

7月20日(土)開催の第5回高専ハカセ塾熊本キャンパス会場では、電子工作講座として「フリフリLED」を作りました。

まず、電気やLEDについて学習し、さらに文字フォントの作り方を学習しました。その後、はんだ付けを行いフリフリLEDを作りました。慣れない作業ながら全員が完成させ、各自完成品をフリフリし、表示される文字を確認していました。

最後にワンポイント講座としてラテラルシンキングについての説明があり、受講生は例題に対して解決策を考え発表しました。

講座風景 講師の説明を受ける受講生
講座風景 はんだごてを使って工作する様子
講座風景 出来上がったフリフリLEDを試してみる受講生
講座風景 ワンポイント講座の様子

第4回熊本高専熊本キャンパス会場(R1)

7月6日(土)第4回高専ハカセ塾熊本キャンパス会場では、はかりを作って重さをはかる実験を行いました。

はじめに重さと質量について、重さの単位、はかり方、グラフの種類や使い分けなどを学んだ後に、教員や学生メンターの指導を受けながらロードセルと増幅回路を用いてはかりを作り、電圧を読んで重さをはかる実験を行いました。続いて、同じはかりにゼロ調整をして、同じようにもう一度実験し結果を記録しました。最後にロードセルをマイコンにつないでデジタルはかりを作り重さをはかりました。

デジタルはかりにする実験は、時間があればやってみる予定でしたが、受講生全員が取り組むことができました。

重さとはかりについて講師の説明を聞く受講生
はかりを作成する受講生
電圧の目盛りをよみ、重さに換算する受講生
デジタルはかりを試す受講生

第3回熊本高専八代キャンパス会場(R1)

7月6日(土)開催の第3回高専ハカセ塾八代キャンパス会場では、「にわとりの解剖」の予定でしたが、適当なにわとりが手に入らず、「魚とえびの解剖」に変更して実施しました。
講義及び実習の指導は、生産システム工学系BCグループの吉永先生が担当しました。まず、魚の解剖では、お店でも目にするタイやアジ等の解剖を行い、えらや内臓の観察を行いました。次に、えびの解剖では、外観・頭部・腹部などの観察を行い、魚とえびの内臓の違い等を調べました。
実習後には、2名の社会人メンターの指導の下、課題研究のテーマ決めも行いました。

講座風景 講師の説明を受ける受講生
魚を解剖する受講生
エビを解剖する受講生
講座風景 発表する受講生

第4回久留米高専会場(R1)

7月6日(土)、久留米高専において、「高専ハカセ塾」第4回目の授業を開催しました。

今回は、12月に和歌山県で開催予定の「きのくにロボットフェスティバル2019 日本小中学生ロボット選手権」で使用されるロボットキットを用い、ロボット製作を行いました。

学生メンター(久留米高専学生)の指導や助言を受けながらロボットを製作した後は、作ったロボットを実際に動かして、動きの調整をしたり、部品を追加して改造したりしました。動かしながら次第にアイデアがでてくる様子で、受講生は試行錯誤を重ねていました。一人ひとり、工夫を凝らしたロボットができたようです。

先生による講義
学生メンター(高専生)に助言をもらいながらロボット制
学生メンター(高専生)に助言をもらいながらロボット制作
作ったロボットを動かして、更に改良
作ったロボットを動かして、更に改良

第4回有明高専会場(R1)

7月6日 13:30~16:30「実験測定の方法」

金属探知機、赤外線放射温度計、糖度計、金属探知機、ばねばかり、電子天秤、メスシリンダーの中から興味のある測定器を選んで、いろいろなものを測定しました。

測定結果をまとめて グループで発表しました。

受講生は、短い時間ではありましたが、予測、実験、まとめ、考察、発表という一連の研究活動を体験し、今後の研究の全体イメージをつかみました。

第四回有明高専会場講座風景糖度計に飲料をセットする受講生
第四回有明高専会場講座風景糖度計を目に当てる受講生
第四回有明高専会場講座糖度計を拭く受講生
第四回有明高専会場講座風景発表する受講生

第3回久留米高専会場(R1)

6月29日(土)、久留米高専において、「高専ハカセ塾」第3回目の授業を開催しました。

 今回から本格的な授業の始まりです。

 本校一般科目(理科系)の特任教授により、「重心コマを回そう」のタイトルで授業が行われました。
コマになる17枚の図形と軸が用意されており、“図形の重心に軸を刺して回す”という内容でした。

 まず、重心の見つけ方の基本を教えてもらい、受講生はその基本をもとに、実験ノートに計算式を書いて答え(重心)を導き出していきます。最初は簡単な図形から徐々に複雑な図形にチャレンジしていきました。形によってx軸とy軸の複雑な計算が必要なものもありました。

 きれいに回ると、コマからヒュンヒュンと心地良い音が鳴ります。さらに、コマに色とりどりの線を描くときれいな模様が浮かび上がり、受講生は楽しみながら数学の面白さを学びました。

基本を学ぶ
考える
話し合う

回してみる

 

第3回有明高専会場(R1)

6月29日13:30~16:30「トランプマジックと数学」

数字が1~8のトランプを1から順に並べておきます。トランプをきっちり2つに分け(1~4と5~8)それを交互に重ねていきます。これを完全シャッフルといいます。完全シャッフルを3回繰り返すとトランプは初めの並びに戻りました。トランプの枚数と元の並びに戻るのに必要な完全シャッフルの回数には関係があるようです。

講義は実際にトランプを使って実験して、法則を導きだしてみようというものでした。何度も何度もトランプを重ねて法則性を見出すのが難しかったのですが、受講生の皆さんは粘り強く実験を進めていました。たくさんの気づきが発表されました。

また、「測定について」では、いろいろな測定器をみながら、何がはかれるか説明を受けました。次回の講座では各自はかりたいものを決めて実際に測定する予定です。

トランプマジックを見る受講生
トランプマジックトランプの枚数と完全シャッフルの回数の表
トランプマジック悩む受講生
受講生の気づきについて解説する講師

第2回久留米高専会場(R1)

6月22日(土)、久留米高専において、「高専ハカセ塾」第2回目の授業を開催しました。

教員・社会人メンター・受講生の自己紹介の後、第二段階の受講生(※)4名による昨年度の研究成果発表が行われました。

オリエンテーションでは、研究ノートをつける上での注意点や、高専ハカセ塾での研究の進め方についての説明があり、受講生は真剣な表情で先生の話を聞いていました。

さらに、社会人メンターの岩本先生から、ご自身のエピソードを交えて造船の研究について楽しく分かりやすい講義をいただきました。

また、授業の合間に、この日久留米高専で実施されていた献血の様子を見学に行き、献血のしくみや必要性について担当者から説明を受けました。“献血”を初めて知る受講生が多く、外に出たことで緊張がほぐれ受講生同士仲良くなる機会にもなったようです。

 

第2段階の受講生による研究成果発表
第2段階の受講生による研究成果発表
第2段階の受講生による研究成果発表

第2段階の受講生による研究成果発表

献血カーの見学

献血カーの見学

岩本先生による講義

岩本先生による講義