第1回令和4年度開講式(R4)

6月11日13:00~16:30
「高専ハカセ塾」の令和4年度開講式およびオリエンテーションを開催しました。
今年度も、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、各高専・キャンパスをオンラインで中継し開催しました。
開講式では、開講宣言、有明高専・八木雅夫校長からの挨拶、大牟田市教育委員会からの挨拶、及び受講生代表による挨拶、スタッフ紹介が行われました。その後、NPO法人あなたのくうかんおおいた代表小西忠司様より「やんちゃな子どもから博士へ、そして、理科フリースクールに未来をつなぐ。」と題して特別講演を頂きました。特別講演は実験も交えた、大変興味深いものでした。
参加者は小学5年生から中学3年生までの受講生が有明高専会場25名、熊本高専熊本キャンパス会場17名、熊本高専八代キャンパス会場11名、久留米高専会場15名と自宅からオンライン参加1名の計69名とその保護者、そして、各会場の関係教職員とメンターでした。
「高専ハカセ塾」の活動は各会場に分かれて毎月2回程度の頻度で行い、その他には合同研修等を計画しております。また、12月の成果発表会や来年3月の小・中学生ジュニア学会において受講生は研究成果を発表する予定です。

体験説明会のお知らせ(終了いたしました)

JSTジュニアドクター育成塾「高専ハカセ塾」新規受講生(第5期生)を募集中です。(詳細は別投稿をご覧下さい。)『「高専ハカセ塾」ってどんなことするの?』『申込用紙の書き方がよくわからない』質問や心配がある方は申込前に事前体験説明会に参加してみませんか。
体験説明会に参加できない方のために説明動画もご用意しております(要申込み)。

【内容】
高専ハカセ塾の概要説明、講座体験、申込用紙の書き方

【会場】
・オンライン会場(説明+質疑)
 4月29日(金・祝)10:30~11:00 Zoom
・有明高専会場(説明+質疑+体験)
 4月29日(金・祝)一般教育北棟1F物理実験室 13:30~15:00
 (有明高専会場受講希望者に限らせて頂きます)
・熊本高専八代キャンパス会場(説明+質疑+体験)
 4月30日(土)1F合同講義室 13:30~15:00
 (熊本高専八代キャンパス会場受講希望者に限らせて頂きます)
・説明動画視聴(5月10日までいつでもご覧いただけます。)

【申込方法】
以下のWEBフォームから説明会は4月27日(水)まで、動画視聴は5月10日(火)までにお申し込みください。
体験説明会・動画視聴お申し込みフォーム
※お申込み頂いた方には、自動返信の確認メールをお送りしておりますが、確認メールが来ない場合は、お手数ですがお電話ください(0944-53-8821)。

【その他】
新型コロナウイルス拡散防止対策のためご不便をおかけしますが、以下の内容をご了承下さい。
会場ではマスクの着用、手指消毒にご協力下さい。ご家族の方の付き添いは最小限でお願いいたします。体調のすぐれない方、風邪症状(発熱・咳・咽頭痛・倦怠感など)のある方は参加を見合わせて下さい。広域の人の移動を避けるため、有明高専会場での体験説明会は有明高専会場受講希望者のみ、熊本高専八代キャンパス会場での体験説明会は熊本高専八代キャンパス会場受講希望者のみに限らせて頂きます。オンライン説明会は受講希望会場を問わずどなたでもお申し込み頂けます。

令和4年度高専ハカセ塾 新規受講生募集のご案内(締切りました 多数のご応募ありがとうございました)

JSTジュニアドクター育成塾「高専ハカセ塾」新規受講生(第5期生)の募集を開始いたします。(5/10に締め切りました 多数のご応募ありがとうございました)

以下のチラシや募集要項をご確認頂き、申込用紙(志望動機は受講希望者本人が直筆)をご記入の上、受講を希望する会場へ郵送またはE-mailに添付してお申し込みください。

なお、事前体験説明会およびオンライン説明会を実施いたします。どのようなことをするのか知りたい、体験してみたい、申込用紙の書き方が分からない等、受講を考えている方でご都合がつきましたらぜひご参加ください。詳細は別投稿にて掲載いたします。

【募集について】
チラシ(PDF)
募集要項(PDF)
申込用紙(PDF)
・申込期間:令和4月20日(水)~5月10日(火)

高専ハカセ塾とは?
有明高専、熊本高専、久留米高専の合同企画。早期技術者育成のエキスパート・高専が、九州中部の小学5年生~中学生3年生を対象に、次世代科学技術を担う傑出人財の発掘・育成プログラムを実施しております。国立研究開発法人 科学技術振興機構「ジュニアドクター育成プログラム」の採択事業です。

第4回小・中学生ジュニア学会

3月5日 13:00~16:30「第4回小・中学生ジュニア学会」
JSTジュニアドクター育成塾事業「高専ハカセ塾」の合同成果報告会として、また広く地域の科学・技術好きの小・中学生の交流の場として、有明高専・熊本高専・久留米高専主催で第4回小・中学生ジュニア学会を開催しました。
昨年度に引き続き、新型コロナウイルス感染拡大防止のため会場とオンラインのハイブリットで開催しました。高専ハカセ塾受講生の他に、修了生や一般の方からの参加もあり、合計39件の発表がありました。
開会式では実施機関代表・江﨑尚和有明高専校長による挨拶と実施主担当・竹内伯夫教員による開催趣旨説明がありました。
第1部は4会場同時進行で発表予定者全員が無事発表を終えることができました。様々な分野での研究発表があり、参加者の皆さんはお互いに良い刺激を受けたようです。次はこのような研究をしてみたいといった声も聞こえてきました。
第2部は、「独立系研究者の働き方」という題目で小松研究事務所代表の小松正さんによる講演会がありました。いろいろな研究の進め方があること、ご自身が携わられた多岐にわたる研究の話をご紹介いただきました。研究がおもしろい、研究の仕事に就きたい、と思っている参加者に、将来のことを具体的に考える良いきっかけになったと思います。
閉会式では結果発表と講評を行いました。優秀賞12名、奨励賞10名、チャレンジ賞17名となりました。(受賞者一覧はこちら)
事前にジュニア学会への聴講申込みを頂き、多数の皆様に発表を聴講して頂きました。ありがとうございました。

第4回小・中学生ジュニア学会全体プログラム

令和4年3月5日(土) 13:00~16:30 にオンライン(Zoom)で開催する「第4回小・中学生ジュニア学会」の全体プログラムができましたので掲載します。
全体プログラム(PDF)

聴講を希望される方は3/4(金)正午までに下記フォームからお申し込みください。後日、接続情報などを送ります。
申込フォーム(聴講者)

なお、開催要項などは2021年12月13日の記事でご確認ください。

第21回熊本高専八代キャンパス会場(R3)

1月15日(土)開催の第21回高専ハカセ塾八代キャンパス会場では、「葉脈しおりをつくろう!」及び「クロミズムって何?」を実施しました。
12月に八代キャンパス会場の成果発表会を実施しましたが、今回は、今年度のハカセ塾応募者にも御案内し、受講生間の交流と来年度の講座案内も兼ねて2本立ての講座を企画しました。しかし、感染症が急激に拡大する中、オンラインでの参加希望者が増えましたので、急遽、オンラインと対面のハイブリッドの形で講座を実施しました。
一つ目の講座「葉脈しおりをつくろう!」の講義及び実験の指導は、リベラルアーツ系の上土井先生が担当しました。まず、対面での参加者は、葉脈しおりにするヒイラギやヤブツバキなどの葉を構内で取り、その葉を薬品で煮ました。煮る時間が長いので、二つ目の講座を先に実施し、講座後に葉肉を歯ブラシでこすって取り除き、ラミネートフィルムで挟んだりレジンで固めたりしてしおりやオブジェを作りました。
二つ目の講座「クロミズムって何?」の講義及び実験の指導は、拠点化プロジェクト系の二見先生が担当しました。物質の色などが外部の刺激により可逆的に変化する現象であるクロミズムについて、実験を行いながら学習しました。講座では、溶媒により色変化するソルバトクロミズム、温度変化により色変化するサーモクロミズム、光により色変化するフォトクロミズムについて実験を行い、オンラインの参加者にも色を確認してもらいながら講座を進めました。
今回、対面参加者が2名で、オンラインの参加者が9名でしたが、オンライン参加者からも質問があり、積極的に参加してくれましたので、ハイブリッド型としてうまく講座を行うことができました。

第15回久留米高専会場 成果発表会(R3)

12月18日(土)、久留米高専において、令和3年度「高専ハカセ塾(久留米高専会場)」の成果発表会及び修了式を開催しました。
成果発表会では、受講生が自分で決めた研究テーマについて調査し、製作や実験、考察したことをパワーポイントにまとめて発表しました。質疑応答では他の受講生や教員、メンターからの質問に堂々と答えていました。
修了式では、久留米高専 本庄校長から一人ひとりに修了証書が授与され、久留米高専会場での活動を終了しました。
今年度の「高専ハカセ塾」も新型コロナウィルス感染症の影響でオンラインでの開校式からのスタートとなりました。感染対策に留意しながら、少しずつ対面での講座が実施できるようになり、受講生達が好奇心旺盛で、色々な事に関心を持ち、積極的に学ぼうとする姿勢を見て、とても嬉しく、今後の成長や活躍がとても楽しみとなりました。
受講生同士、お互いが刺激となり、切磋琢磨しながら迎えた本日の発表会では、自身の興味を探求したしっかりとした発表ばかりで、未来ある有意義な1日となりました。

第15回熊本高専熊本キャンパス会場 成果発表会(R3)

令和3年12月18日(土)、熊本高専熊本キャンパス会場にて、第15回高専ハカセ塾「成果発表会・修了式」を実施しました。
受講生は、これまでに高専ハカセ塾で学んだことを踏まえ「現在取り組んでいる研究」や「これから取り組みたい(興味のある)研究」について、発表しました。発表に対して社会人メンターの先生方から質問やアドバイスをいただき、有意義な成果発表会となりました。
引き続き行われた修了式では、受講生に修了証が授与され、熊本高専熊本キャンパス会場での活動を終了しました。受講生が、今後も自身の興味関心を多方面に広げ、活躍してくれることを期待します。

第17回有明高専会場 成果発表会(R3)

12月18日 13:30~17:00「成果発表会・修了式」
受講生代表の溝上さんによる挨拶、実施機関代表の江﨑校長による挨拶、実施主担当の竹内による活動内容報告の後、1年間の活動内容を取り組んできた自主プロジェクトの成果を受講生一人ずつ発表しました。
受講生は発表用のスライド作りに苦労していましたが、動画を入れるなど、各自工夫したスライドで堂々と発表してくれました。受講生やスタッフからは発表に対する質問も出て、最後は荒尾市教育委員会指導主事の池田様より講評を頂き、実りある成果発表会となりました。
大牟田教育委員会、荒尾教育委員会、受講生の所属小・中学校から多くの先生方が発表を聴きに来てくださいました。ありがとうございました。
修了式では、6月からの7か月間、ハカセ塾の活動に意欲的に参加してくれた受講生のみなさんに、有明高専校長より修了証が渡されました。
また、11月に行われたサイエンスカンファレンスで「分野賞」を受賞した今田裕介さんに賞状とメダルが渡されました。
今年度の高専ハカセ塾有明会場の活動はこれで終了となりますが、令和4年3月5日に4会場合同の研究発表会「小・中学生ジュニア学会」を開催しますので、希望者は研究を継続し、さらに充実した発表を披露してくれることを期待しています。

第20回熊本高専八代キャンパス会場 成果発表会(R3)

12月18日(土)開催の第20回高専ハカセ塾八代キャンパス会場では、「令和3年度 成果発表会・修了式」を実施しました。
八代キャンパスの受講生は、6月から自由研究のテーマを考え、教職員、社会人メンターおよび学生メンターの指導を受けながら、実験や分析などを行ってきました。その成果をプレゼンテーション資料としてまとめて、発表を行いました。
当日は、来場・Zoom配信にて受講生も含め30名以上の参加がありました。スタッフだけでなく、受講生や保護者からも質問があり、有意義な発表会になりました。成果発表会後には、修了式を実施し、各自に修了証を授与しました。

3月5日には、高専ハカセ塾4会場合同の発表会「第4回小・中学生ジュニア学会」もオンラインで実施予定です。受講生は、今回の発表をさらにブラッシュアップして発表しますので、多くの方々にご参加いただければ幸いです。

また、令和4年1月15日(土)には、追加の講座も準備しており、受講生をはじめ今年度の応募者も参加予定です。さらに、4月には来年度の募集を開始しますので、多くの方々のご応募をお待ちしております。

【受講生の発表テーマ】
・かき氷がふわふわになる方法を調べる
・花をカラフルに
・溶けにくい氷を作る
・炎色反応で火の玉ボール
・電子レンジを使った発光実験
・色と光の温度関係
・ブーメラン問題の飛行実験
・壁面走行型ホバークラフトの実験
・もやし~光と糖分の関係性~
・プロペラの羽の枚数を変えるとスピードは変わるのか?
・土の運搬と堆積の謎
・いろいろな液体による骨の溶解