第12回熊本高専熊本キャンパス(R4)

令和4年10月23日(日)、熊本高専熊本キャンパスにて、第12回高専ハカセ塾(熊本キャンパス会場)「マイクロマウス九州地区大会見学・電波祭」を実施しました。
はじめに第31回マイクロマウス九州地区大会のロボトレース競技を見学しました。受講生は第9回高専ハカセ塾でロボトレースカーを作成しマシンの走行を体験していましたが、今回はさらに複雑で長いコースを走るマシンを見学することができました。続いて行われたマイクロマウス競技では、競技コースの描かれた用紙が入った複数の封筒から高専ハカセ塾受講生が一つ選び、今大会のコースを決定しました。また、決定したコースを作成する作業にも参加しました。とても小さなマイクロマウスのマシンがコースを学習し、目にもとまらぬ速さでコースを駆け抜ける様子を受講生は興味深く見学していました。
また、この日は本校の学園祭である電波祭の開催日だったため、受講生は講座終了後に電波祭も楽しみました。

第11回熊本高専熊本キャンパス会場(R4)

令和4年10月8日(土)、熊本高専熊本キャンパスにて、電子情報システム工学系AEグループの島川教授を講師として第11回高専ハカセ塾(熊本キャンパス会場)「組込みシステム製作体験 ~ラズベリーパイPicoを使って人感センサーライトを作ってみよう~」を実施しました。
私たちの身の回りにある電化製品にはマイコンが内蔵されていて、プログラムによって制御されていること学んだあと、組込みシステムの一例として人感センサーライトの製作を行いました。プリント基板に部品を取り付けるのですが、受講者のほとんどがハンダ付けをするのが初めてということもあってかなり苦戦したようです。それでも徐々に慣れてきて、全員がハンダ付けを終わらせることができました。
ハードウェアが完成したら、次はソフトウェアの制作です。計画ではPython言語でプログラムを作成してもらう予定でしたが、時間が足りなかったため宿題となってしまいました。
受講者は自分の作品を持ち帰って、各自それぞれで動作の確認をしてもらいます。

きのくにロボットフェスティバル2022    全日本小中学生ロボット選手権 九州北部地区 組立・改造講習会

10月15日(土)13:30~16:30「ロボット組立・改造講習会」
11月12日に開催予定の「全日本小中学生ロボット選手権九州北部地区予選会」に向けて、各会場の高専ハカセ塾受講生および一般の参加希望者が集まりました。
有明高専創造工学科メカニクスコースの坪根先生から競技ルールや改造について説明していただいた後、組立や改造に取り組みました。
組立がうまくいかずスタッフに相談する人や、すでにロボットを改造し、実際に大会で使用される競技フィールドで試走する人がいました。大会までには思い通りに動くロボットが完成することを期待しています。

第10回熊本高専熊本キャンパス会場(R4)

令和4年10月1日(土)、熊本高専熊本キャンパスにて、電子情報システム工学系HIグループの神﨑雄一郎准教授を講師として、第10回高専ハカセ塾(熊本キャンパス会場)「Webの仕組みを学ぼう!HTMLとCSSによるWebページ作成講座」を実施しました。
前半は、Webの仕組みやHTMLとCSSの役割などについて講師から解説が行われた後、簡単な自己紹介のWebページを作成する演習が行われました。受講生はHTMLによってページの内容を記述し、CSSによってページの外観(文字や線の色・サイズなど)を調整するというWebページ作成の流れを体験しました。
後半は、自分の学校や好きな観光地について紹介するWebページを作成する演習を行いました。この演習で受講生は、画像、他のページへのリンク、Googleの地図などを含んだWebページの作成にチャレンジしました。最後に、各受講生の作品を講師が紹介する時間が持たれました。
HTMLなどのソースコードを打ち込む地道な作業が中心となりましたが、受講生は作成したソースコードがWebページとして表示されることを楽しんでいる様子で、時間いっぱい一生懸命取り組んでいました。

第9回熊本高専熊本キャンパス会場(R4)

令和4年9月17(土)、熊本高専熊本キャンパスにて、拠点化プロジェクト系の葉山教授を講師として、第9回高専ハカセ塾(熊本キャンパス会場)「ロボトレースカー講座」を実施しました。
ロボトレース競技のルール、ロボトレーサーの動作原理を学んだ後、Arduinoのプログラミング処理を学び、ロボトレース競技の練習コースでライントレースロボットの試走を行いました。コースアウトしたり、ゴールで停止しなかったりとなかなか思うように走行せず、受講生はプログラムを何度も調整しました。コースを完走できるように調整が出来たら、タイムを計測してスピードアップを目指しました。
受講生たちは時間ギリギリまで何度もチャレンジし、熱心に取り組んでいました。

3高専3会場合同研修(R4)

9月3日(土)10:00~15:30「合同研修~阿蘇山周辺の湧水めぐり~」
普段は4会場に分かれて活動を行っている高専ハカセ塾ですが、合同研修では全ての会場の受講生が熊本高専熊本キャンパスに集まりました。有明高専 竹内先生の挨拶の後、熊本高専熊本キャンパス 山崎先生より、阿蘇山周辺の湧水の成り立ちについて説明がありました。また、阿蘇の水にまつわる施設について知ることで、世界の水問題の解決方法について考えてみて欲しいとの提案がありました。
湧水巡りでは阿蘇が大きなカルデラ湖であったこと、九州の多くの川が阿蘇山から流れていて、大勢の人々の暮らしを支えていること、昔から使われている水を公平に分け合う技術などを学習しました。
天候にも恵まれ、普段とは違った活動に受講生たちものびのびと学習できました。

きのくにロボットフェスティバル2022・第15回全日本小中学生ロボット選手権 九州北部地区予選会 選手募集のお知らせ(募集は締め切らせて頂きました)

全日本ロボット選手権九州北部地区予選会に出場する小学4年生~中学3年生を募集します。高専ハカセ塾に参加していない方もご応募できます。
ぜひご参加ください!

全日本小中学生ロボット選手権九州北部予選チラシ

<日程>
 組立・改造講習会 
  10月15日(土)13:30~16:30
  有明高専 合同教育南棟1階合同講義室
 九州北部地区予選会
  11月12日(土)10:00~15:00
  有明高専 第一体育館
※一般参加者は両日ともご参加ください。

<実施要領>
以下の資料をご確認の上お申し込みください。
実施要項
参加申込書(実施要項 別紙1)
運営上の留意事項(実施要項 別紙2)
小学生の部競技内容・ルール(実施要項 別添1 9/6最新版に更新 変更部分は赤字で記載しています)
質問に対する回答(小学生部門)
中学生の部競技内容・ルール(実施要項 別添2 9/6最新版に更新 変更部分は赤字で記載しています
質問に対する回答(中学生部門)
個人情報及び肖像権の取り扱い(実施要項 別添3 外部リンク 和歌山県教育員会)
ロボット選手権参加にあたっての注意事項実施要項 別添4(外部リンク 和歌山高専)

<備考>
予選会に使用するロボットキットはこちらで用意します(無料) 。
中学生のロボットキットはタミヤ製、ユカイ工学製のどちらかを使用できます。講習会ではタミヤ製のものをお配りします。
新型コロナウイルス感染拡大状況によってはオンライン開催、延期または中止になることがあります。ご了承下さい。

<申込み方法>
Webフォームもしくは郵送にてお申し込みください。なお、応募者多数の場合は先着順となります。
申込期間は9月1日(木)から9月22日です。(募集は締め切らせて頂きました)
・Webでのお申込み
  以下のフォームからお申込みいただけます。
申込フォーム
・郵送でのお申込み
  以下の申込書をダウンロードして記入し、以下の住所へ郵送して下さい。
参加申込書(実施要項 別紙1)
  〒836-8585
  福岡県大牟田市東萩尾150 有明高専 高専ハカセ塾事務局
 (ロボット選手権九州北部地区予選会申込み用紙在中と明記)

第7回熊本高専熊本キャンパス会場(R4)

8月27日(土)、熊本キャンパスにて受講生が夏休みに行った自由研究の成果発表会を行いました。
受講生は各自が自分で決めた研究テーマについて、5分間の口頭発表を行い行い、受講生の発表に対して熊本高専の教員や社会人メンターから質問や助言を行いました。
7月に行った自由研究の計画発表にさらに工夫を加えたり、研究テーマを見直して新たなテーマに取り組んだりといずれも素晴らしい発表でした。

第6回熊本高専熊本キャンパス(R4)

令和4年8月6(土)、熊本高専熊本キャンパスにて、リベラルアーツ系理数グループの松上准教授を講師として、第6回高専ハカセ塾(熊本キャンパス会場)「液体の混合実験〜混ざる・溶けるって何だろう〜」を実施しました。
前半は「水と油」「水と塩水」「ポリビニルアルコールとホウ砂水溶液」など2つの液体を混合することで全く違う現象が起こる液体の観察実験を行いました。前半部分で目指した到達目標は、「混ぜることの楽しさを知る」「しっかりと実験を観察することができる」「観察結果を表現することができる(自分の言葉で言語化・図示など)」の3点です。受講生たちは実験の様子をつぶさに観察し、その結果を自分の言葉や絵でしっかりと表現していました。
後半は、用意した多くの材料から受講生が自由な発想で「スライムに新たな機能を追加す
る」という研究活動を行いました。受講生は「ふわふわにしたい」「ドロドロにしたい」「磁石にくっつくようにしたい」などを自分で考え、何を混合すればスライムにそれらの機能が追加できるか、試行錯誤しながら実験を行いました。実験をする中で、単に何を混合させるだけでなく、混ぜる順番も大事だということに気がついたようでした。
受講生たちはこの講座により、混ぜることの楽しさ、研究のために必要なスキル、研究の難しさを体験することができたようです。

第5回熊本高専熊本キャンパス会場(R4)

7月30日に第5回高専ハカセ塾を実施しました。
熊本キャンパスリベラルアーツ系理数グループの山崎先生を講師とし、「あみだくじの数学」を実施しました。
数学の研究を体験することを目的に、あみだくじの性質について、グループで検討しました。前半は、あみだくじが数字の並び替えであることに着目し、3本の縦線からできるあみだくじ、4本の縦線からできるあみだくじの個数について考えました。後半は、行先が同じになるあみだくじに着目し、横線の引き方の規則性(法則)について考えました。各グループともに活発に意見交換し、あみだくじの性質について認識を深めることができました。