第6回熊本高専熊本キャンパス(R4)

令和4年8月6(土)、熊本高専熊本キャンパスにて、リベラルアーツ系理数グループの松上准教授を講師として、第6回高専ハカセ塾(熊本キャンパス会場)「液体の混合実験〜混ざる・溶けるって何だろう〜」を実施しました。
前半は「水と油」「水と塩水」「ポリビニルアルコールとホウ砂水溶液」など2つの液体を混合することで全く違う現象が起こる液体の観察実験を行いました。前半部分で目指した到達目標は、「混ぜることの楽しさを知る」「しっかりと実験を観察することができる」「観察結果を表現することができる(自分の言葉で言語化・図示など)」の3点です。受講生たちは実験の様子をつぶさに観察し、その結果を自分の言葉や絵でしっかりと表現していました。
後半は、用意した多くの材料から受講生が自由な発想で「スライムに新たな機能を追加す
る」という研究活動を行いました。受講生は「ふわふわにしたい」「ドロドロにしたい」「磁石にくっつくようにしたい」などを自分で考え、何を混合すればスライムにそれらの機能が追加できるか、試行錯誤しながら実験を行いました。実験をする中で、単に何を混合させるだけでなく、混ぜる順番も大事だということに気がついたようでした。
受講生たちはこの講座により、混ぜることの楽しさ、研究のために必要なスキル、研究の難しさを体験することができたようです。