12月8~9日にかけて、国立阿蘇青少年交流の家での一泊研修を行いました。この研修は9月末に予定されていましたが、台風の接近が予想されたため、一旦中止した後、再度企画して実現に至りました。
初日はまず、平成28年度熊本地震で生じた、益城町の堂園地区と谷川地区の布田川断層を見学しました。これらは天然記念物に指定されており、地震の凄まじさを実感しました。
交流の家では研修として、各会場毎4~5名によるチーム対抗のオリエンテーリングで交流を深めた後、夜には各高専が今までに学んだことで最も印象に残っていることを発表しました。液体窒素の実験、高専ロボコンの見学、久留米の和算などをテーマに、模造紙を使って他の参加者に分かりやすく説明していました。
2日目は阿蘇中岳の火口を見学する予定でしたが、直前に入場規制がかかってしまい、予定を変更して火山博物館を見学したあと、京都大学地球熱学研究施設火山研究センターを訪問しました。
2日間の研修を通じて地震や火山などに関する知見を深めるとともに、発表の準備など共同で行うことにより、互いの親睦を深めることもできました。