第8回久留米高専会場(R4)

9月10日(土)、久留米高専において、「高専ハカセ塾」第8回目の講座を開催しました。
今回は、機械工学科の教員を講師に迎え、「きのくにロボットフェスティバル校内大会」と題した、ロボットの操縦体験を行いました。
前半は、前回のロボット製作の講座で製作したロボットを材料を足しながら改良して、試運転を行いました。段ボールや割り箸、ガムテープなど、受講生のアイディアが溢れる材料を教員が忙しそうに調達していました。
後半は、高専ハカセ塾で参加予定の「きのくにロボットフェスティバル2022・全日本小中学生ロボット選手権」の模擬試合を行いました。小学生の部・競技課題「レッツ・フィッシング」の競技ルールをもとにロボットは小学生、中学生それぞれの競技向けのものを使用しました。競技はコート上にばらまかれた魚(洗濯ばさみ)を陸に釣り上げ(乗せ)得点を競います。陸エリアは、3段の高さがあり、1段ごとに点数が加算されます。相手より早く、コート上のすべての魚を陸エリアの3段目に釣り上げた場合、制限時間内でも「大漁(完了)」となり、勝ちとなります。思い通りに動かなかったり、調子よく動いたりと操縦者は一喜一憂していました。
小学生、中学生のトーナメントで対戦試合を行った後もさらに、対戦希望者を募り試合をしました。受講生は相手コートの魚(洗濯ばさみ)のばらまき方から戦略を練っていました。対戦を重ねるごとに、「もう一回やりたい!」と次々に手が上がり、講座終了間際まで、白熱した試合が繰り広げられました。