第16回熊本高専熊本キャンパス会場(R4)

令和4年12月3日(土)、熊本高専熊本キャンパスにて、制御情報システム工学科の西村准教授を講師として、第16回高専ハカセ塾「音の実験講座」を実施しました。
前半の座学形式の講座では、音の持つ3要素として「情報性」(情報をより良く聞かせるための工夫)、「文化性」(音楽やホール音響設計)、「社会性」(騒音問題や消音設計)に関する先端研究を紹介しました。
後半は、高周波聴取実験による受講生それぞれの可聴周波数の測定や、身近な音響現象のひとつであるフラッターエコー(鳴き龍)が確認できる学内建屋の見学、音波の可視化実験、音響パワーによるグラス割り実験など様々な内容を実施し、最後に熊本キャンパス内の無響室を見学してもらいました。
受講生たちは、音を通して様々な物理現象を体験し、音響研究を身近に感じることができたようです。