令和4年11月19日(土) 開催の第17回高専ハカセ塾八代キャンパス会場では、「企業見学研修」を実施しました。
今回は、昨年に引き続き4度目の訪問となる水俣市の株式会社アグリライト研究所にて、研究所のみなさまにご協力いただき、「植物における光の波長依存的な変化と顕微鏡観察による色付き部位の特定」の講座を実施しました。
始めに、農学分野の研究とその必要性についてお話しいただいた後、今回の講座のテーマである光の波長と野菜の生育についての講義がありました。実習では、1ヶ月以上前からそれぞれ白色や青色の光を用いて栽培されたレッドバタビア(リーフレタス)を収穫し、重さ・草丈・葉の枚数・色付きなどを調べました。色付きについては、茎の断面を薄くスライスし、色付き箇所を顕微鏡で観察しました。さらに、スキャナーを用いて、色付きの割合も調べました。実習後は、結果を各自でまとめて、各班から代表者1名が発表し、内容を共有しました。講座の最後には、白色や青色の光で栽培したベビーリーフをいただき、自宅に帰って各自で味の違いを確認することになりました。
詳細な講座内容については、以下のアグリライト研究所のホームページにも掲載されています。ぜひご覧ください。
株式会社アグリライト研究所 URL:https://www.agri-light-lab.co.jp/?p=7498