8月28日(土)、久留米高専において、「高専ハカセ塾」第6回目の講座を実施しました。
今回は、新型コロナウィルス感染症拡大による緊急事態宣言発令中により、オンラインでの講座を実施しました。制御情報工学科の教員を講師に迎え、「ビーバーチャレンジによる情報科学入門」と題して情報科学について学習しました。
前半は、情報科学に関する「ビーバーチャレンジ」の問題に取り組みました。
受講生は、オンライン上に表示された過去の問題にチャレンジしました。教員がついていけないほど、次々に問題を解いていく受講生もいました。クイズ形式で出題される情報科学の問題に取り組むことで、プログラミングや論理的思考への興味を深めているようでした。
後半は、人の動きを正確に取り込み3次元データとしてコンピュータ内で表現する、モーションキャプチャーについての解説がありました。解説の後、オンラインにてモーションキャプチャーの体験を行いました。自分の骨格が検出される様子や自分の動きに沿ってキャラクターが動く様子を体験し、最新の画像処理技術を実感する良い機会になったようでした。
最後に教員への質疑応答を行いました。受講生からは、「どうやって肘の位置などを検出しているのですか?」などの質問があがりました。
オンラインでの実施ながら、多くの体験や双方向性のある講義が行われ、受講生もオンラインの大きな可能性を感じることができたのではないでしょうか。
●ビーバーチャレンジ(コンテスト)とは、情報オリンピック日本委員会が初等・中等教育段階の児童・生徒を対象として開催しているコンテストです。