8月25日(土)久留米高専において、高専ハカセ塾第4回目の授業を開催しました。
前半は、前回の授業で学んだ2進法の応用として、宮地先生(元久留米高専一般科目理科系教授)による数学の講義がありました。数学で歴史上の発見をした人物やその考え方などの話を交えつつ、数字の並びをじっくり見詰めて関係性を考えることの大切さを学びました。
数学の歴史は紀元前にまで遡りますが、日本におけるその歴史は、まだ150年に満たないのだそうです。情報社会の到来で、目まぐるしい速さで進化するものがある一方で、ひとつの公式を導き出すために生涯をかけた学者がいたというお話もあり、そんな講義を通して、長い年月をかけることでしか進まないものもあること、一途に取り組むことの大切さも学ぶ時間となっていました。
後半は、前回に引き続き、パソコンを使ったプログラミングの実習が行われました。各自、本校学生のサポートを受けながら、チャレンジ問題に取り組んでいました。時間終了を迎えても、熱心に質問を続ける受講生もあり、プログラミングに関しても、少しずつ手応えを感じてきているようでした。